学生がクレジットカードを作るとき「お住まい」「居住状況」の記入方法

クレジットカードの申し込み画面では「居住年数」「居住年数」「住所」など、住まいに関する入力項目が多いです。また、「世帯主」「配偶者」「ローン支払い有無」など、わかりにくい言葉が多いので、申し込み画面で悩んでしまうことがあります。

特に学生は「親がローン支払いしてる場合はローン支払いあり?なし?」「一人暮らしで仕送りがあったら賃貸支払いあり?なし?」など、選択で困ってしまう項目が多いです。

ここでは、学生がクレジットカードを作るときの「居住状況」の入力項目について、細かく解説していきます。

「世帯主」と「配偶者」の意味を申し込み前に知っておこう

「世帯主」と「配偶者」はクレジットカード申込時によく出てくる言葉なので、意味を覚えておきましょう。「世帯主」とは、住民票で世帯主として登録されている人のことです。配偶者とは、結婚相手のことです。

  • 世帯主:住民票で世帯主として登録されている人のこと
  • 配偶者:結婚相手のこと

実家に住んでいる学生なら、両親のどちらかが世帯主として住民票に登録されているのが一般的です。一人暮らしの学生なら、学生自身が世帯主となります。

学生で結婚していないのであれば「配偶者」という言葉が出てきても「自分に配偶者はいない」と考えて良いです。

「お住まい」もしくは「居住状況」の選択

クレジットカード申込時の「お住まい」は、カード申込者(学生自身)が住んでいる家について選択していきます。カード会社は項目名が「居住状況」と表記されている場合もあります。

「実家暮らし」や「一人暮らし」など、自分が住んでいる状況に合わせて選択する必要があります。カード会社によって選択項目は異なるので、自分に合った選択肢がない場合は自分の居住状況に近い選択肢を選択しましょう。

実家暮らしなら「持ち家(配偶者所有)」や「その他」を選択する

実家暮らしの学生は、両親が家を持っているなら「持ち家(配偶者所有)」を選択しましょう。住宅ローンの有無で選択が分かれている場合、申込者もしくは配偶者に住宅ローンの支払い義務があるかの問いなので「住宅ローンなし」を選択します。親に住宅ローン支払いが残っていても、カード申込者に住宅ローンが残っているわけではないので「住宅ローンなし」を選択すれば良いです。

実家が賃貸の一軒家の物件・マンション・アパートの場合は「賃貸(家賃支払いなし)」を選択します。学生自身は実家の家賃を支払っていないので「賃貸支払いなし」を選択しましょう。

居住状況の項目に該当する選択肢がない場合は「その他」を選択しましょう。どれを選択するか悩んでしまう(どれに該当するか正確にわからない)場合も「その他」を選択して良いです。

一人暮らしでマンションやアパートなら「賃貸」を選択する

一人暮らしの学生で賃貸マンションやアパートに住んでいるなら「賃貸」を選択します。

家賃支払いの有無で選択肢がある場合、両親が家賃を支払っているなら「賃貸支払いなし」を選択します。また、親の仕送りで家賃を支払っている場合も「賃貸支払いなし」を選択すれば良いです。学生自身の銀行口座から家賃を引き落とされているとしても、実際に家賃のお金を支払っているのは両親なので、学生自身は「賃貸支払いなし」になります。

学生自身のアルバイト収入があり、自身で家賃を支払っている場合は「家賃支払いあり」を選択しましょう。両親から仕送りをもらっているけれど、アルバイトもしている方は「家賃支払いなし」を選択しましょう。どちらを選択しても審査にあまり影響しないため、どちらを選択するか悩む場合は「家賃支払いなし」で良いです。

学生寮に住んでいるなら「寮」を選択する

学生寮に住んでいるなら「寮」を選択します。学生寮の家賃支払い有無の選択がある場合、両親が寮の費用を支払っているなら「寮(家賃支払いなし)」を選択します。学生自身のアルバイト収入で家賃を支払っているなら「寮(家賃支払いあり)」を選択します。

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「住所」の記入方法

「住所」の項目には、自分が住んでいる住所を記入します。「住所」に記入した住所にクレジットカードが郵送で届くので、住所が間違っているとクレジットカードが届きません。

学生で一人暮らしの方は、一人暮らしで実際に住んでいる住所を「住所」の項目に記入しましょう。

住民票の住所が実家のまま(住民票を移していない)場合

学生の一人暮らしで住民票を移していない場合、本人確認書類の住所と実際に住んでいる住所が違うため、本人確認ができずクレジットカードを受け取れない可能性があります。

住民票の住所(本人確認書類の住所)が実家のままになっている方は、「公共料金か社会保険料の領収書を用意する」もしくは「住民票を移して本人確認書類の住所を変更する」必要があります。

一人暮らしで住民票を移していない学生がクレジットカードを作る方法は「一人暮らしの学生がクレジットカードを作るには?住民票の住所や必要書類について解説」のページで詳しく解説しています。

居住年数

居住年数とは、現在の住所に住んでいる年数のことです。生まれてからずっと実家で暮らしている方は、「年齢=居住年数」となります。

学生の一人暮らしの場合は、一人暮らしを始めて現在の家に住んでいる期間が居住年数になります。実家や一人暮らしで引っ越しをした場合は、引っ越してから現在の家に住んでいる年数が居住年数です。

一人暮らしをしていたけれど実家に戻ってきた場合は、「もともと実家に住んでいた年数+実家に戻ってきてから住んでいる年数の合計」もしくは「実家に戻ってきてから住んでいる年数」のどちらかを記入すれば良いです。

「お住まい」「居住年数」の項目は審査にあまり影響しない

「お住まい」「居住年数」項目の記入方法を解説しましたが、「お住まい」や「居住年数」は審査にあまり影響しない項目です。カード会社が「申込者はどのような生活をしているか」の概要を把握するための項目なので、間違って選択したことが原因で審査に落ちる可能性は低いでしょう。

ただし、「一人暮らしなのに実家暮らしだと嘘をついた」「実際には住んでいない住所を入力した」など、明らかに嘘の申し込みをした場合は審査に落ちる可能性があります。

実家と一人暮らしはどちらが審査に有利?

実家暮らし、一人暮らしなど、暮らしている環境は審査にあまり影響しないので、どちらが審査に有利ということはありません。

実家暮らしで持ち家であれば「両親は家を持っているので生活に余裕があるはず」、一人暮らしであれば「一人暮らしができるくらい経済的に余裕がある家族」など、カード会社の考え方によっては多少の審査に影響を与えるでしょう。

しかし、「実家暮らしで賃貸だから経済的に余裕がない」とカード会社が判断するのは難しいです。「両親の転勤が多いから持ち家を購入できない」などの理由があるかもしれません。居住状況はどれを選択しても、審査への影響はほとんどありません。

居住年数が短いと審査に通りにくい?

クレジットカードの審査では、居住年数が短い(1年~3年)と審査に通りにくいと言われています。しかし、仮に大学生の一人暮らしだとしたら居住年数は1年~4年となり、どうしても短くなります。そのため、学生のクレジットカード審査において居住年数は審査に影響しないと言って良いでしょう。

また、学生は審査に通りやすい属性(職業)です。カード会社は若い人にクレジットカードを発行して、自社のクレジットカードを長期間使ってほしいと考えているからです。そのため、学生がクレジットカードを作るとき、審査を心配する必要はないと言って良いでしょう。

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