30代の学生でもクレジットカードは作れる

浪人生の期間が長くて30代の学生の方、会社を辞めて大学に通い始めた方など、30代の学生の方はクレジットカードを作れるのか疑問だと思います。結論から言うと、30代の学生でもクレジットカードは作れます。

ただし、30代の学生の方は通常の学生の方とは少し違う審査基準で審査が行われます。ここでは、30代の学生の方がクレジットカードを申し込みしたときの審査基準、審査に通る方法を解説します。

また、学生のクレジットカード審査については「大学生でもクレジットカードは作れる!カード審査や選び方を解説」のページでも解説しています。

30代の学生でもクレジットカードは作れる

クレジットカードは18歳以上なら申し込み可能なので、30代の学生でも問題なく申し込みできます。しかし、日本の大学生は18歳~25歳程度の方がほとんどなので、30代の学生の方がクレジットカードを申し込むとカード会社に「申し込み情報の入力を間違えたのでは?」と思われる可能性があります。

そのため、30代の学生の方がクレジットカードを申し込むときは、申し込み情報の入力で間違った入力情報だと思われないよう気をつける必要があります。カード会社によっては申込画面で、「学校名」や「卒業予定年月」を入力するので、これらの入力は間違わないよう注意しましょう。

30代の学生の方でも職業は「学生」として申し込む

30代の学生の方でも職業は学生なので、申し込み画面の職業項目は「学生」を選択します。その他に職業として当てはまる項目がある方は、「学生」以外を選択しても良いですが、「学生」を選択しておけば本人収入などの入力を省ける場合があるので学生を選択するのがおすすめです。

学校に通いながらアルバイトをしている方は「フリーター」を選択することもできますが、フリーターはクレジットカード審査に不利なので学生を選択した方が良いでしょう。

収入の有無によって審査基準は変わる

クレジットカードの審査で収入あり・収入なしでは審査基準が大きく変わります。原則として学生は収入なしでも申し込みできますが、30代の学生であれば収入の有無が審査に影響を与える可能性は高いです。いずれにしても、審査はカード会社が行うのでクレジットカードを申し込んでみないと審査結果はわかりません。

30代の学生で親の収入で暮らしている方の審査

親の収入で生活している30代の学生の方はご両親の収入を元に審査が行われるため、申し込み画面の「世帯年収」に家族全員の年収合計を入力しましょう。世帯年収(世帯収入)は生計を同一にする家族の収入合計のことなので、ご両親の収入で生活している学生なら世帯収入を入力できます。

一人暮らしで家族と別居の場合でも、仕送りをもらっていれば生計を同一にしているため、世帯年収を入力しましょう。仕送りをもらっていなくても、家族との繋がりがある程度ある(同一生計)なら世帯年収を入力した方が審査に通りやすくなります。

30代の学生で本人収入がある方の審査

30代の学生でアルバイトをしている方は、本人収入があるので審査に通りやすいです。申し込み画面に本人収入の入力項目がある場合は、アルバイト収入(年収)を入力しましょう。カード会社によっては職業欄で「学生」を選択すると本人収入を入力できない場合がありますが、その場合は本人収入を入力しなくて良いです。

また、本人収入がある場合でも世帯年収は入力できます。ご両親と同一生計であれば、ご両親の年収+自分の年収を合わせた合計年収を入力しましょう。

30代の学生がクレジットカード審査に通るには

30代の学生の方がクレジットカード審査に通るコツを解説します。

できるだけ預貯金額を入力する

クレジットカードの申し込み画面では「預貯金額」を任意で入力できます。預貯金額は入力しなくてもクレジットカードを申し込めますが、30万円以上の預貯金額があるなら入力した方が審査に通りやすくなるので入力するのをおすすめします。

30代の学生の方は、カード会社から少し特殊な申し込みだと思われる可能性が高いので、預貯金額を入力することで申し込み情報の信頼性を高めることができます。

預貯金額が少ない方は、審査の不安材料になるので預貯金額は入力しない方が良いでしょう。

本人確認の電話に必ず出る

10代~20代の学生の方よりも30代の学生の方はカード会社から本人確認の電話がかかってくる可能性が高いです。なぜなら、本当に申し込み情報が正しいかカード会社は本人確認の電話で確かめているからです。

本人確認の電話では「申込者の名前」「生年月日」「住所」を確認され、それ以外のことは聞かれません。申し込み情報が特殊だからと言って、変な質問をされることはないので安心しましょう。

また、本人確認の電話がかかってきた場合はクレジットカード審査に通る可能性が高いです。カード会社が本人確認をするのはカード審査の最終段階で、基本的に電話が繋がればクレジットカードを発行するという状況だからです。そのため、知らない電話番号から電話がかかってきたら電話に出るようにして、電話に出られなかったとしても電話をかけ返すようにしましょう。

30代で初めてのクレジットカード審査

30代で初めてのクレジットカード審査では、10代~20代よりも少し審査に不利だと言われています。カード会社は若い方にクレジットカードを発行して、自社のクレジットカードを長期間使ってほしいと考えているからです。

また、30代でクレジットカードを持っていないとクレジットカード利用履歴(信用情報)の記録が残っていない状態です。クレジットカード利用履歴がないと、カード申込者を信用して良いのかカード会社は判断が難しくなるため、審査に少し不利です。

とは言え、40代~50代と比較すると30代はクレジットカード審査に通りやすい年齢です。30代で初めてのクレジットカード申し込みだからと言って、審査を必要以上に心配する必要はありません。

2枚目以降のクレジットカードなら審査は通りやすい

30代で2枚目以降のクレジットカードを作る方は、過去のクレジットカード利用履歴(信用情報)が記録として残っているため審査に通りやすいです。すでに持っているクレジットカードで、過去にカード料金の支払い延滞(2ヶ月以上の延滞・支払い遅れ)がなければ、過去の信用情報を元に審査されるので問題なくクレジットカードが発行される可能性が高いです。

基本的にカード申込者が信用できると判断されればクレジットカード審査には通るので、30代の学生でも2枚目以降のクレジットカードなら審査をあまり心配する必要はありません。

30代の学生におすすめのクレジットカード

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30代の学生の方がクレジットカードを申し込むか迷っている方は、一度JCB CARD Wを申し込みしてみることをおすすめします。
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