ポイント還元率とは、クレジットカード利用料金に応じてどれだけポイントが還元されるかの割合のことです。一般的なクレジットカードはポイント還元率0.5％、ポイント高還元率と言われているのはポイント還元率1％以上のカードです。
| クレジットカードの種類 | ポイント還元率 |
|---|---|
| 超ポイント高還元率カード | 1％を超えるカード |
| ポイント高還元率カード | 1％ |
| 普通のカード | 0.5％ |
学生の方でポイント還元率1％を超えるカードを探している方も多いと思います。ここでは、学生でも作れるポイント還元率が高いクレジットカードを紹介します。
このページで紹介するクレジットカードの特徴
ポイント還元率1％以上のカードを紹介します。
年会費無料のカードを紹介します
学生でも作れるカードを紹介します
審査が厳しくない一般カード（ゴールドカード以外）を紹介します。
学生専用カードは紹介しません
リボ払い専用カードは紹介しません
学生におすすめのポイント還元率1％を超えるカード
学生におすすめのポイント高還元率カードはREXカードです。REXカードはポイント還元率1.25％で、国内最高レベルのポイント還元率となっていいます。コンビニ・スーパー・百貨店など、どんなお店でカード利用してもポイント還元率1.25％です。
また、REXカードは年会費無料・発行手数料なので、通常のお買い物で手数料は一切かかりません。高速道路や有料道路の支払いに使えるETCカードも発行手数料・年会費無料、さらにETCカード利用でもポイント還元率1.25％です。
REXカードの申し込み資格は「18歳以上（高校生不可）」です。収入に関する条件がないため、アルバイトをしていない学生でも申し込み可能です。
インターネットショッピングの際には、REXカード会員専用サイト「JACCSモール」を経由することで、獲得ポイントが0.5％以上加算され、還元率1.75％となります。
ポイント還元率1％のクレジットカード
ポイント還元率1％のクレジットカードは還元率が高いカードです。ポイント還元率1％のカードはそれなりにポイントが貯まりやすく、年会費無料のカードも多いです。下記のクレジットカードは、年会費無料でポイント還元率1％のクレジットカード一覧です。
| クレジットカード名 | ポイント還元率 |
|---|---|
| 楽天カード | 1％ |
| JCB CARD W | 1％ |
| オリコカード・ザ・ポイント | 1％ |
| dカード | 1％ |
楽天市場を利用することがあるなら楽天カード、docomoの携帯電話を使っているならdカードなど、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。上記のようなサービスを使っていないなら、ポイント還元率が高いREXカードがおすすめです。
学生にポイント還元率が高いカードをおすすめする理由
学生にポイント還元率が高いカードをおすすめする理由は、これから何年も使っていくカードは少しでもポイント還元率が高い方がお得だからです。下記の表は年間50万円のカード利用で、10年間同じカードを使い続けた場合の獲得ポイントです。
年間カード利用金額50万円で10年間カードを使い続けた場合
| クレジットカードの種類 | 10年間の獲得ポイント |
|---|---|
| REXカード（ポイント還元率1.25％） | 62,500ポイント（62,500円相当） |
| ポイント還元率1％のカード | 50,000ポイント（50,000円相当） |
| ポイント還元率0.5％のカード | 25,000ポイント（25,000円相当） |
上記を見てわかる通り、REXカードはポイント還元率0.5％のカードと比較して約4万ポイントも多くポイントを獲得しています。ポイント還元率1％のカードと比べても、1万ポイント以上の差があります。
また、上記の表では年間カード利用金額が50万円ですが、100万円、200万円など利用金額が多くなればそれだけ獲得ポイントの差も広がります。
学生の方は若いので、これから長い間クレジットカードを使っていくことになります。そのため、少しでもポイント還元率が高いカードを選ぶ、長期的にお得になるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
ポイント還元率の表記に騙されない
クレジットカードを紹介するサイトで下記のような表記を見たことがあると思います。学生の方は、ポイント還元率の表記に騙されないよう注意が必要です。必ず実際のポイント還元率を確認してからクレジットカードを申し込みましょう。
よくあるポイント還元率の表記
- ポイント還元率2倍
- ポイント還元率0.5％～5％
- 入会後ポイント5倍
「ポイント還元率2倍」は還元率1％
「ポイント還元率2倍」と表記されているクレジットカードのほとんどは、元のポイント還元率0.5％×2倍＝ポイント還元率1％です。2倍という表記はお得に見えてしまうので、実際のポイント還元率を計算してから申し込みましょう。
特に、学生専用カードはポイント2倍と表記されていることが多いです。学生専用カードのポイント2倍は学生期間中だけなので、学校を卒業して一般カードに切り替わるとポイント還元率は半分（ほとんどのカードは還元率0.5％）になります。
そのため、学生だからと言って学生専用カードを選ぶのではなく、学校を卒業してからもポイント還元率が高いREXカードなどを作るのがおすすめです。
「ポイント還元率0.5％～5％」は還元率0.5％
「ポイント還元率0.5％～5％」のように表記されている場合、通常ポイント還元率が0.5％のクレジットカードです。特定の条件を満たした場合のみポイント還元率が上乗せされるため、常にポイント還元率が高いわけではないので注意しましょう。
具体的には、下記のような一部の条件を満たした場合のみ還元率が高くなります。
- 会員サイト経由でインターネットショッピングしたときに上乗せ
- 特定のショッピングサイトを利用した場合のみ上乗せ
- 特定のお店（百貨店やスーパーなど）の支払い時のみ上乗せ
「入会後6ヶ月はポイント5倍」は本当にお得？
「入会後6ヶ月はポイント5倍」など、入会キャンペーンで一時的にポイント還元率が高くなるクレジットカードがあります。通常ポイント還元率が0.5％だとしても、半年間はポイント還元率2.5％になるので、一時的にはポイントを貯めやすいと言えます。
入会キャンペーンでポイント還元率が高くなるクレジットカードは、下記のように一時的に高額商品を購入する予定がある方であれば有効活用できます。しかし、これから何年間も使っていくのであれば、通常ポイント還元率が高いクレジットカードを選んだ方が結果的にはお得になるでしょう。
- 半年以内に高額な家具や電化製品を購入する予定がある
- 半年以内に車やバイクなどの高額商品を購入する予定がある
- 半年以内の海外旅行費用の支払いや海外でショッピング支払いをしたい
ポイント有効期限が長いクレジットカードを選ぼう
クレジットカードのポイントは有効期限があり、有効期限はクレジットカードによって異なります。ほとんどのクレジットカードはポイント有効期限が1年～3年で、有効期限を過ぎると貯めたポイントが失効します。
そのため、できるだけポイント有効期限が長いクレジットカードを選びましょう。ポイント有効期限が2年以上のクレジットカードを選べば、ポイント交換前に失効する可能性は低いです。
ポイント交換先を確認する
クレジットカードによってポイントの交換先は異なります。クレジットカード申し込み前に、どんなポイント交換先があるか確認しておきましょう。
ポイント交換先でおすすめなのは、キャッシュバック、電子マネーに交換、マイルに交換です。これらの交換先は、1ポイント＝1円相当で交換できるクレジットカードがほとんどで、交換レートが優れていてお得です。商品や景品に交換するのはポイント交換レートが悪いことが多いので、おすすめできません。
ポイント交換先・使いみち
- カード利用料金にキャッシュバック（おすすめ）
- 電子マネーに交換する（おすすめ）
- マイルに交換する（おすすめ）
- 商品に交換する
ポイント交換単位を確認する
ポイント交換単位とは、何ポイント貯めればポイント交換できるかの単位のことです。たとえば、「500ポイント＝500円の電子マネーに交換」「1,500円＝1,500円の電子マネーに交換」などの単位です。
ポイント交換単位は、できるだけ少ないポイント数で交換できた方が良いです。「2,000ポイントから交換できる」というクレジットカードだと、有効期限が間近に迫っているとポイントを貯める前に失効してしまうからです。
とは言え、1年間で20万円程度のカード利用がある方なら、1年間で2,000ポイントほど貯まるのでそれほどポイント交換単位を気にする必要はないでしょう。
