クレジットカードをiPhoneの「Walletアプリ」に登録することで、iPhoneをレジでかざすだけで支払いできるApple Payを使えます。学生の方は「Apple Payを使えるクレジットカードはどれ?」「クレジットカードなしでもApple Payは使える?」など疑問も多いと思います。
結論を言うと、Apple Payを使うには電子マネーの「iD」か「QUICPay」に対応しているクレジットカードが必要です。高校を卒業した18歳以上の学生ならクレジットカードを作れます。
Apple Payを使うにはクレジットカードが必要
Apple Payを使うにはiPhoneの「Walletアプリ」に支払い用カードを登録する必要があるので、クレジットカードが必要です。厳密に言うとSuicaをWalletアプリに登録して支払うことも可能ですが、Suicaの残高が減ったらチャージしないといけないので手間がかかります。
クレジットカードは高校を卒業した18歳以上の学生(大学生、短大生、専門学校生など)なら作れます。学生のクレジットカードの作り方、カードの選び方、入会審査については「大学生でもクレジットカードは作れる!カード審査や選び方を解説」のページで詳しく解説しています。
Apple Payを使うならiDかQUICPayに対応しているクレジットカードを選ぶ
Apple Payに登録できるクレジットカードは、電子マネー「iD」もしくは「QUICPay」に対応しているカードです。「iD」「QUICPay」どちらも対応していないクレジットカードはApple Payに登録できないので注意しましょう。
最近では多くのクレジットカードが「iD」か「QUICPay」の機能が付いていますが、一部のクレジットカードは電子マネー非対応となっています。
また、楽天Edy、nanaco、WAON、PASMOなどの電子マネーはApple Payに対応していません。
Apple Payの支払いでもクレジットカードのポイントは貯まる
Apple Payの支払いでは、支払いに登録しているクレジットカードのポイントが貯まります。そのため、Apple Payを使うならポイント還元率が高いクレジットカードを作るのがおすすめです。
一般的にクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1%です。1,000円の支払いで5円~10円貯まることになります。ポイント還元率0.5%と1%では2倍の差があるので、仮に1年で10万円をApple Payで支払ったとすると、ポイント還元率0.5%なら500円、ポイント還元率1%なら1,000円の還元となります。Apple Payはこれから何年も使っていくことになるので、少しでもポイント還元率が高いカードを作った方が良いです。
Apple Payを使うならJCB CARD Wがおすすめ
JCB CARD Wは年会費無料・発行手数料無料のクレジットカードで、カードを作るのに費用は一切かかりません。JCB CARD Wのポイント還元率は1%で、一般的にポイント高還元率カードと言われています。
JCB CARD WはApple Payに対応しているクレジットカードです。もちろん、Apple Payで支払ったときも1%の還元率でJCB CARD Wのポイントが貯まります。
JCB CARD Wは学生でも申し込み可能なクレジットカードです。申し込み資格は「18歳~39歳の学生の方(高校生を除く)」となっていて、学生の方であれば入会資格に収入の条件がないためアルバイトをしていない学生の方でも申し込みできます。
カードの見た目はスタイリッシュでおしゃれ!審査に通りやすい学生の間に、年会費無料でポイント還元率が高いクレジットカードを作っておきましょう。
Apple PayとクレジットカードのQ&A(学生向け)
学生の方が気になる、Apple PayとクレジットカードのQ&Aを解説します。
Apple Payの利用料金はいつ支払う?
Apple Payにクレジットカードを登録して支払いする場合、Apple Payの利用料金は翌月のクレジットカード支払日に銀行口座から引き落とされます。クレジットカードを申し込むときに引き落とし銀行口座を設定するので、Apple Payにクレジットカードを登録するときには銀行口座の設定は不要です。
たとえばJCB CARD Wの場合、締め日が毎月の15日、支払日が翌月10日なので、1月16日~2月15日にApple Payで利用した金額は3月10日に支払いとなります。
クレジットカードなしでもApple Payは使える?
Apple PayはSuicaを登録して支払いできるので、クレジットカードなしでも使うことはできます。しかし、Suicaはチャージする手間がかかる、Apple Pay支払いでポイントが貯まらないというデメリットがあるので、クレジットカードを作ってApple payに登録することをおすすめします。
親のクレジットカードをApple Payに登録してもいい?
クレジットカードはカード会員本人しか利用できないと利用規約に記載されているため、親のクレジットカードをApple Payに登録することはできません。
親のクレジットカードをApple Payに登録して使っているのがカード会社にバレた場合、クレジットカードが強制解約になってカードが使えなくなります。また、カード会社や個人信用情報機関のブラックリストに登録され、今後クレジットカードが作れなくなります。
デビットカードはApple Payに登録できる?
デビットカードには電子マネー「iD」や「QUICPay」の機能がないので、デビットカードをApple Payに登録することはできません。
ただし、みずほ銀行が発行している「Smart Debit」というデビットカードのみApple Payに対応しています。「Smart Debit」は通常のApple Payとは違って、みずほ銀行のiPhoneアプリ「みずほWallet for iOS」というアプリをインストールする必要があります。厳密に言うと「Mizuho Suica」という独自のバーチャルSuicaカードをApple Payに登録する仕組みなので、これを使うくらいならSuicaをApple Payに登録して使った方が楽です。
Apple Payに登録したクレジットカードは支払いに使える?
Apple Payに登録したクレジットカードは、通常のクレジットカードと同じようにクレジットカード支払いもできます。Apple Payにクレジットカードを登録したからと言って、クレジットカードがお店の支払いで使えなくなるということはありません。
クレジットカードをApple Payに登録する手順
Apple Payにクレジットカードを登録するには、下記の手順で行います。
- iPhoneに標準でインストールされている「Walletアプリ」を開く
- 「WalletとApple Pay」をタップする
- 「カードを追加」をタップする
- 「クレジットカード/プリペイドカード」をタップする
- カメラが起動するのでクレジットカードの写真を撮ってデータを読み込む
- 「カード有効期限」と「カード裏面のセキュリティコード」を入力する
- Apple Payにクレジットカードを登録完了
上記の手順でApple Payにクレジットカードの登録が完了します。まだクレジットカードを持っていない方は、Apple Payの支払いでもポイントが貯まるJCB CARD Wを作るのをおすすめします。
カードの見た目はスタイリッシュでおしゃれ!審査に通りやすい学生の間に、年会費無料でポイント還元率が高いクレジットカードを作っておきましょう。