20歳以上の学生なら親の同意なしでクレジットカードを作れる

20歳以上の学生は親の同意なしでクレジットカードを作れます。未成年（18歳～19歳）の学生は親の同意があればクレジットカードを作れます。

クレジットカードは18歳以上なら作れますが、未成年者（18歳～19歳）は親の同意がなければカード発行できないとカード会社が定めています。そのため、フリーターや社会人として働いていて収入があっても、未成年者の場合は親の同意が必要です。

20歳以上の学生なら親の同意は不要

クレジットカードは20歳以上なら親の同意なしで作れます。そのため、学生で親の扶養（親の収入で暮らしていても）親の同意は不要です。

満20歳（現在20歳）であれば親の同意は必要ないので、誕生日を迎えて20歳になった時点で親の同意は不要になります。大学生なら大学2年生の誕生日で20歳になるので、その時点で親の同意は不要です。

また、学生でも作れるクレジットカードの多くは申し込み条件に「本人収入」に関すると記載がありません。申し込み条件に本人収入の記載がなければ、学生でアルバイト収入がない人でもクレジットカードを作れます。

未成年（18歳～19歳）は親の同意が必要

未成年者はクレジットカードを作るとき必ず親の同意が必要です。学生・フリーター・社会人など職業を問わず、未成年であれば親の同意が必要になります。

カード会社が親の同意を確認する方法は「電話連絡」もしくは「親の同意書の提出」どちらか1つです。

「電話連絡」では、カード申込者に電話をして、親に電話を代わってもらいカード作りに同意しているか確認します。「親の同意書の提出」では、カード申込後に郵送で送られてくる親の同意書に親のサインを記入して返送することで親の同意を確認します。

親の同意はローン契約などの「保証人」「連帯保証人」とは違います。仮にカード料金が返済できなかったとしても、親にカード料金の請求が届くことはありません。親の同意はあくまでも「クレジットカードを作ることを許可しているか」を確認するだけです。

親の同意があれば審査は問題なく通る

親の同意が必要ということは「クレジットカードの審査が厳しいのでは？」と思う方も多いと思います。しかし、親の同意が必要でも審査が厳しくなるわけではありません。カード会社は法律に従って親の同意を確認しているだけなので、審査の厳しさに影響しません。

むしろ、学生・未成年・18歳～25歳などの若い方は、クレジットカード審査に通りやすいです。カード会社は若い人に対してクレジットカードを発行して、長期間クレジットカードを使ってもらいたいと考えているからです。

また、若いうちにクレジットカード作る人が多いため、カード会社は若い人の審査を優遇しています。下記の表は「初めてクレジットカードを作った年齢に関するアンケート」で、年齢が若いほどクレジットカードを作っている（審査に通っている）ことがわかります。

上記の通り、日本人の約65％は18歳～25歳でクレジットカードを作っていることがわかります。

親戚・兄弟・知り合いの同意では審査に通らない

親の同意は「親権者の同意」が必要になるため、基本的には「父親」か「母親」の同意が必要になります。親戚・兄弟・知り合いなどの同意があったとしても保護者ではないので、親権者の同意とは見なされず、クレジットカード審査に通りません。

ただし、特別な理由で祖父（おじいちゃん）や祖母（おばあちゃん）、親戚などに親権（親としての権利）が移っている場合は、親権者の同意として見なされてクレジットカード審査に通ります。

未成年の学生は親にバレずにクレジットカードを作れる？

「親がクレジットカード作成に反対している」などの理由で、親にバレずにクレジットカードを作りたい学生の方もいると思います。しかし、未成年（18歳～19歳）は必ず親の同意が必要なので、親にバレずにクレジットカードを作ることはできません。

仮に年齢などを偽ってクレジットカードを作れたとしても、カード会社にバレたらクレジットカードの利用停止措置を受けてカードが使えなくなります。また、信用情報（クレジットカードの利用履歴）が傷ついて、今後クレジットカードが作れなくなる可能性があります。

そのため、未成年の方は親を説得してクレジットカードを作る許可をもらう必要があります。

カード作成に反対する親を説得する方法

親がカード作成に反対している場合、クレジットカードを作るメリット親に伝えてカード作成の許可をもらいましょう。下記の情報を伝えることで、カード作成に賛成してくれるかもしれません。

• 日本人のクレジットカード保有率は約80％（10人に8人が持っている）
• 紛失や盗難、不正利用があったら基本的に全額カード会社が補償してくれる（現金より安心）
• 通常のカード決済なら金利手数料はかからない（無料）
• カードがあればポイント還元やキャッシュレス還元が受けられる
• カードならインターネット通販の代引き手数料がかからない
• カードを作る条件として毎月のカード明細を親に見せる（安心してもらう）
• キャッシングやリボ払いなどの機能は使わない（キャッシング機能を付けない）

また、大学生がクレジットカードを作るとき反対する親を説得する方法のページで親を説得する方法を解説しているので参考にしてみてください。

20歳以上なら親が反対していてもカードを作れる

20歳以上なら学生だったとしても親の同意は必要ないので、親がカード作成に反対していていもカードを作れます。20歳以上ならクレジットカードを申し込んでも親に電話などの連絡が来ることはないので、親にバレることはありません。

ただし、実際にカードを持っていることが見つかった場合は家族喧嘩になる可能性があります。親に内緒でカードを作るなら親にバレないよう注意しましょう。

カードの受け取りは郵送なのでバレないよう注意する

クレジットカードは郵送で届くので、実家で暮らしていたらカード受け取りのタイミングで親にバレる可能性があります。そのため、クレジットカードを申し込んでから手元に届くまでは、郵便物などを自分で受け取るようにして親にバレないようにしましょう。

親にバレないようにカードの利用明細はweb明細にする

クレジットカードの利用明細は「ハガキの利用明細」と「Webの利用明細」の2種類があります。

ハガキの利用明細は毎月自宅に郵送で届くので、親が受け取ったらバレる可能性があります。Webの利用明細で申し込んでおけば自宅に利用明細が届かないので、親にバレる心配もありません。