学生のクレジットカード引き落とし口座はどの口座を登録すれば良い?

学生がクレジットカードを作るときに迷ってしまうのが「どの銀行口座を引き落とし口座に設定すれば良いか?」という点です。基本的には自分が普段使っている銀行口座を引き落とし口座として登録しましょう。

ここでは、学生がクレジットカードを作る際の引き落とし口座について解説します。

銀行口座の名義人は学生本人の名義である必要がある

クレジットカードの引き落とし口座は、本人名義の銀行口座である必要があります。本人名義の銀行口座とは、通帳やキャッシュカードに自分の名前が書かれている銀行口座のことです。

学生がクレジットカードを作る場合、親や家族の銀行口座を引き落とし口座として設定することはできません。そのため、自分の銀行口座を持っていない学生の方がクレジットカードを作るなら、まずは銀行口座を開設する必要があります。

引き落とし口座は普段使っている口座や給与振り込み口座を登録しよう

銀行口座を複数持っている方は、普段メインで使っている銀行口座、もしくは給与振り込みに設定している銀行口座クレジットカード代金の引き落とし口座として登録しましょう。クレジットカードの利用料金は毎月の支払日(引き落とし日)に銀行口座から引き落としが行われるため、普段使っている銀行でなければ残高不足でカード料金の延滞(滞納)となる可能性があるからです。

銀行のクレジットカードを作る場合はその銀行の口座が必要?

銀行が発行している銀行系クレジットカードを申し込む場合、その銀行の口座を持っていなくてもクレジットカードを作れます。たとえば、三井住友銀行の三井住友VISAカードを申し込む場合、三井住友銀行の口座を持っていなくても三井住友VISAカードを作れます。

クレジットカード利用料金の引き落としは、カード申込時に自分が普段使っている銀行口座を引き落とし口座として設定できます。つまり、三井住友VISAカードの利用料金をみずほ銀行の口座から引き落としされるよう設定することもできます。

引き落とし口座として登録できる口座の種類

クレジットカード利用料金の引き落とし口座は、メガバンク、ゆうちょ銀行、地方銀行、信用金庫など、一般的な銀行口座であればどの種類の銀行口座でも引き落とし口座として登録できます。

ただし、引き落とし口座として登録できる銀行口座はクレジットカードの種類によって違いがあります。あまり有名ではない銀行を引き落とし口座として登録したい場合、カード申し込み前に引き落とし口座として設定できるか確認しましょう。

引き落とし口座として登録できる口座は1つだけ

クレジットカード1枚につき、引き落とし口座として登録できる口座は1つだけです。複数の銀行口座を引き落とし口座として設定することはできません。

「口座Aの残高が足りなかったら口座Bから引き落とす」というような設定は行えず、カード料金の支払日(引き落とし日)には引き落とし口座として登録している銀行口座に必ず入金しておく必要があります。

引き落とし口座は後から変更できる

カード料金の引き落とし口座は、後から他の銀行口座に変更できます。メインで使っている銀行口座が変わったり、給与振込先の口座が変わったりした場合にはカード料金の引き落とし口座を変更した方が良いでしょう。

引き落とし口座の変更は、カード会員専用サイトで申し込むか、登録情報変更書類を郵送することで行えます。

引き落とし口座の預金残高が足りないとどうなる?

クレジットカード料金の支払日に引き落とし口座の預金残高が足りなかった場合、カード会社から「残高不足で引き落としができなかった」と記載されたハガキが届きます。引き落としできなかった場合の支払い方法はカード会社によって異なりますが、一般的には「後日再度引き落とし」もしくは「銀行口座振り込みをする」のいずれかの方法で支払うことになります。

支払い遅れが発生した場合の支払い方法

  • 後日、自動的に再度引き落としされる
  • ハガキに記載された銀行口座振り込みをする

残高が足りず引き落としできなかった場合はカード名義人に連絡が来る

銀行口座の残高不足で引き落としできなかった場合、ハガキによる連絡はカード名義人宛てに届きます。家族やカード利用者の両親などに連絡が来ることは基本的にありません。

クレジットカードは「本人の信用」でお金を貸してくれるため保証人が存在しません。つまり、支払いが遅れたからと言ってカード契約者以外(家族や両親など)に連絡は来ない仕組みです。

引き落とし口座を確認する方法

クレジットカードを複数枚持っていると、クレジットカード料金の引き落とし口座をどの銀行口座に設定していたか忘れてしまうことがあります。引き落とし口座を確認するには、カード会員専用サイトにログインして「引き落とし口座情報」などの項目を見ることで確認できます。