主婦のクレジットカード審査では旦那さまの信用情報を調査される

主婦のクレジットカード審査では、旦那さま(配偶者)の信用情報をカード会社が調査します。旦那さまが過去にクレジットカード料金やローン料金を延滞して、信用情報が傷ついてブラックリスト入りしていた場合、主婦の方はクレジットカード審査に落ちる可能性があります。

また、主婦クレジットカード審査では旦那さまの収入も審査に影響します。家族が旦那さまの収入で生活している場合、主婦の返済能力は旦那さまの収入で決まるからです。

主婦のクレジットカード審査内容と重要度

審査される内容 審査における重要度
旦那さまの信用情報 とても重要
主婦の信用情報 重要
旦那さまの収入 とても重要
主婦の収入 あまり重要ではない

ただし、「専業主婦」「パート主婦」「正社員で共働き」など、主婦本人にどれだけ収入があるかによって信用情報と年収の審査重要度は変わってきます。

このページでは、主婦のクレジットカード審査で調査される旦那さまの信用情報について解説します。

主婦のクレジットカード審査では旦那さまの信用情報が重要

主婦のクレジットカード審査では旦那さまの信用情報を調査されます。主婦の方は旦那さまと生計を共にしているので、旦那さまの金融情報に問題があれば主婦の方がクレジットカード料金を返済できなくなる可能性があるからです。

カード会社が旦那さまの信用情報を調べて、今後の返済能力に問題があると判断した場合、主婦の方が申し込んだクレジットカードでも審査に落ちる可能性があります。

旦那の信用情報が傷つく料金延滞や金融事故

旦那さまの信用情報が傷つく料金延滞や金融事故は下記になります。特にクレジットカード料金やローン料金の滞納、自己破産や任意整理などの経験があると、クレジットカード審査に通りにくくなります。

  • クレジットカード料金やローン料金の返済延滞
  • 自己破産や任意整理の金融事故
  • 家賃の滞納(保証会社と契約している場合のみ)
  • 割賦契約の延滞(携帯電話の本体代金の分割払いなど)
  • 奨学金の返済滞納

料金を延滞していた期間、支払いが遅れた金額によっても信用情報の傷つき方は変わります。特に延滞していた期間が長いとクレジットカード審査への影響は大きくなります。

2ヶ月以上の料金延滞は長期延滞となる

料金の延滞期間が2ヶ月以上になると信用情報に「異動」という記録が残ります。「異動」の表記は長期延滞を表すため、2ヶ月以上の延滞はクレジットカード審査への影響が大きいです。

2ヶ月未満の料金延滞では「支払い遅れ」の情報が記録され、短期延滞を表します。「銀行口座にお金を入金し忘れていた」などの理由で短期延滞は起こるため、2ヶ月未満の延滞ではクレジットカード審査にあまり影響しないです。

5年以上前の信用情報は審査に影響しない

信用情報は過去5年間記録されるため、5年以上前に延滞があったとしてもクレジットカード審査に影響しません。ただし、自己破産の情報は10年間記録されるので、自己破産があると10年間はクレジットカード審査に通りにくい状態が続きます。

また、結婚前に旦那さまが料金延滞していても、主婦の方のクレジットカード審査に影響します。現在の世帯として見たときに、旦那さまに信用がなければ返済能力がないと判断される可能性があるからです。

とは言え、信用情報は直近の返済履歴が重視されます。数年前の延滞情報よりも、過去1年間の延滞情報の方が現在の返済能力を表しているからです。

料金延滞した時期 クレジットカード審査への影響
直近1年間の信用情報 審査にとても影響する
2年~5年前の信用情報 審査に少し影響する
5年以上前(自己破産を除く) 審査に影響しない

主婦の信用情報も審査される

クレジットカード審査では旦那さまの信用情報だけではなく、主婦本人の信用情報も審査対象です。発行したクレジットカードを使うのは主婦本人なので、主婦の方の信用情報に傷があるとカード料金が返済されない可能性があるからです。

そのため、主婦の方の信用情報と、旦那さまの信用情報、両方の情報を総合的に判断して、返済能力に問題なければクレジットカードが発行されます。

返済能力は問題ない、カード料金を毎月返済できる、という方はクレジットカードを申し込んでみましょう。

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専業主婦とパート主婦で審査内容は異なる

専業主婦、パート主婦、会社員として働いている主婦(共働き)では、クレジットカードの審査で重視される内容が異なります。専業主婦は本人収入がないので旦那さまの収入が重視される、パート主婦は世帯全体の収入が重視されます。

主婦の種別 審査で重視される内容
専業主婦 旦那さまの収入、旦那さまの信用情報
パート主婦 世帯全体の収入、旦那さまの信用情報
正社員として働いている主婦 世帯全体の収入、主婦と旦那さまの信用情報

基本的には、世帯全体の収入と奥さまと旦那さまの両名の信用情報が審査対象です。しかし、世帯の収入比率を見たとき、旦那さまの収入で暮らしているなら、旦那さまの信用情報はとても重視されます。

たとえばパート主婦の方は、パート収入と旦那さまの収入の合計と、旦那さまの収入をメインで暮らしているので旦那さまの信用情報が重要です。主婦の方よりも旦那さまの収入が多ければ、旦那さまの信用情報は重視されやすいです。

パート主婦は旦那さまの信用情報を調査されない場合もある

パート主婦の方や本人収入がある主婦の方は、クレジットカード審査時に旦那さまの信用情報を調査せず、主婦本人の信用情報だけでクレジットカードが発行できる場合があります。

信用情報の調査内容はカード会社によって異なるため、主婦の方に収入があれば必ずしも旦那さまの信用情報が調査されないわけではありません。しかし、主婦の方の収入だけでカード料金の返済が問題なくできるとカード会社が判断すれば、旦那さまの信用情報に関わらずクレジットカードを発行可能となります。

審査に落ちても別のカード会社なら審査に通る可能性はある

主婦の方で「旦那さまの信用情報が悪くてクレジットカード審査に落ちた」という場合、別のカード会社が発行しているクレジットカードなら審査に通る可能性があります。

クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なるため、「A社では審査に通らなくてもB社の審査基準ではカード発行できた」という方は多いです。少しでも信用情報に問題があったら審査落ちにするカード会社と、支払い延滞は少しなので今後は問題ないだろうと判断してカードを発行してくれるカード会社があるからです。

また、カード会社は自社だけのクレジットカード支払い履歴として「社内情報」を持っています。過去に支払いが遅れてしまったカード会社のクレジットカードを発行するのは今後難しいかもしれませんが、別のカード会社が発行するクレジットカードなら問題なく発行できる場合もあります。

一度審査に落ちたからと言って諦めるのではなく、他のカード会社が発行するクレジットカードを申し込んでみた方が良いでしょう。

主婦は旦那さまの収入を審査される

主婦の方がクレジットカードを申し込む場合、カード申し込み画面で「世帯収入」を記入します。世帯収入は世帯全体の収入をカード会社が把握するために記入が必要で、旦那さまの収入をカード会社が判断できるようになります。

世帯収入が多ければクレジットカード料金を毎月きちんと支払えるので、クレジットカード審査に通りやすいです。世帯収入が少なく、カード料金を返済できないかもしれない場合は審査に落ちる可能性があります。

主婦のクレジットカード審査では「世帯収入」と「信用情報」の両方を総合的に判断して、クレジットカード料金をきちんと返済できるようならカードが発行されるということです。

主婦本人の収入は審査にあまり影響しない

パート主婦の方は社会保険料を引かれないように、扶養の範囲内(年収129万円以内)で働いている方が多いと思います。一般的な会社員と比べるとパート主婦の年収は少ないので、金額が多い旦那さまの年収の方がクレジットカード審査では重要になります。

また、専業主婦の方は「本人収入がないので審査に通らないのでは?」と思うかもしれません。しかし、多くのカード会社は専業主婦の方でもクレジットカードを作れるように、旦那さまの年収を元に審査を行います。旦那さまにしっかり収入があれば、専業主婦の方でもクレジットカードは作れるということです。

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