イオンカードは専業主婦・パート主婦の方でも申し込みできるクレジットカードですが、審査に落ちる場合もあります。主婦の方がイオンカードの審査に落ちる原因は、世帯年収が少ない、信用情報が傷ついている、初めてのクレジットカード申し込みだった、など様々です。
主婦の方がイオンカード審査に落ちる主な原因
- 世帯年収が少ない(主婦本人+旦那さまの年収)
- 信用情報が傷ついている(過去のクレジットカード料金の延滞など)
- 初めてのクレジットカード申し込みだった(過去の信用情報なし)
- 在籍確認・本人確認の電話が繋がらなかった
- 年齢が50歳以上(年齢を重ねるごとに審査は通りにくくなる)
- 申込情報の記入ミス
ここでは、イオンカードの審査に落ちた主婦の方に向けて、イオンカードの審査に落ちる原因、審査に落ちた場合の対処法を解説します。これからイオンカードを申し込む方は「イオンカードは専業主婦・パート主婦でも作れる」のページを参考にしてみてください。
主婦の方がイオンカード審査に落ちる原因
主婦の方がイオンカード審査に落ちる原因を解説します。審査に落ちる原因の多くは「世帯年収が少ない」「信用情報が傷ついている」なので、審査に落ちた理由がわからない方は世帯年収と信用情報の見出しをご覧ください。
世帯収入が150万円未満だと審査に落ちやすい
イオンカードの審査通過に必要な世帯年収は150万円以上と言われています。主婦のパート年収+旦那さまの年収が150万円未満だと、世帯年収が少ないため審査に落ちた可能性が高いです。
世帯年収は多いほど審査に通りやすいですが、イオンカードはイオンのお買い物でお得になる「流通系カード」なので、審査時に世帯年収はそれほど求められていません。
しかし、家族4人(子供2人)で世帯年収が200万円だとすると、カード会社に「生活が厳しいのでは?」と思われて審査に落ちる場合があります。世帯年収150万円以上はあくまでも目安なので、家族構成によってイオンカード審査通過に必要な年収は変わります。
主婦の本人収入はイオンカード審査にあまり影響しない
本人収入がない専業主婦の方は「自分に収入がないからイオンカードの審査に落ちたのでは?」「無職なのがいけないのでは?」と思うかもしれません。しかし、イオンカードは世帯年収を元に入会審査を行うため、専業主婦で本人収入がないから審査に落ちるということはありません。
実際にイオンカードの申し込み画面で「専業主婦」を選択すると、本人収入を入力しないまま申し込みできます。つまり、専業主婦の方でも問題なくイオンカードを申し込めるということです。
もちろん、主婦の方にパート収入があれば世帯年収は増えるのでイオンカードの審査に通りやすくなりますが、本人収入がないから審査に落ちたとは考えにくいです。
主婦のイオンカード審査では旦那さまの収入を元に審査する
主婦の方がイオンカードを申し込むとき、申し込み画面で「世帯年収」を入力します。イオンカード審査では申込者が申請した世帯年収(旦那さまの年収を含めた年収)を元に審査を行うため、世帯年収が少ないと審査に落ちる可能性があります。
カード会社は主婦の方や旦那さまの正確な年収を調べることができないので、申し込み時に申請した世帯年収が審査対象となります。カード会社が旦那さまの勤務先に電話して年収を確認することは絶対にありません。
信用情報に傷が付いている
信用情報とは、過去のクレジットカード利用履歴、ローンの利用履歴、金融事故履歴のことです。信用情報は個人信用情報機関(CIC、JICC、KSC)という機関のデータベースに情報が記録されています。
クレジットカード料金やローン料金の返済が遅れた場合、信用情報が傷ついた状態となります。
クレジットカード料金・ローン料金の延滞
信用情報が傷つく原因の多くは、クレジットカード料金やローン料金の延滞です。料金を延滞すると個人信用情報機関に「金融事故(返済遅れ)」の情報が記録されます。イオンカードを申し込んだ人に返済遅れ情報が記録されていると、カード会社が「信用力がない人」「返済能力がない人」と判断して審査落ちの判定をします。
クレジットカード料金やローン料金の延滞は、2ヶ月未満の短期延滞であればイオンカード審査にあまり影響しません。銀行口座の入金忘れなどで短期間の料金延滞となることは頻繁にあるからです。
しかし、過去にクレジットカード料金やローン料金の2ヶ月以上の長期延滞があると、イオンカード審査に落ちる可能性は高くなります。2ヶ月以上の返済遅れは、申込者は金銭的に問題があるとカード会社に判断されてしまうからです。
個人信用情報機関に記録されている信用情報は、基本的に5年間が経過すると情報が削除されます。過去に返済延滞があった方でも、返済遅れから5年経過すればクレジットカードの審査に通るようになります。
旦那さまの信用情報が審査落ちの原因となる場合もある
主婦の方のクレジットカード申し込みでは、旦那さまの信用情報を調査される場合があります。イオンカードの審査に落ちた主婦の方は、旦那さまの信用情報が傷ついている可能性があります。
ただし、基本的にイオンカードの審査では旦那さまの信用情報は調査しません。イオンカード申し込み時には旦那さまの名前などを記入する項目がなく、旦那さまの信用情報を調べられないからです。
しかし、イオンカード申し込み時に記入した固定電話番号などから、旦那さまの信用情報を調べられる場合があります。申込者の旦那さまと思われる信用情報が見つかった場合には、審査対象となる場合があります。
債務整理(自己破産・任意整理)
自己破産や任意整理などの債務整理をすると、信用情報が大きく傷つきます。債務整理は金融事故として見なされるので、最長10年間イオンカードを作れなくなります。
主婦の方のイオンカード申し込みでは、旦那さまの自己破産・任意整理の情報があると確実に審査に通らないと言って良いでしょう。
初めてのクレジットカード申し込みだった
年齢が30歳以上で初めてのクレジットカード申し込みだと審査に通りにくいです。主婦の方で今までクレジットカードを持っていなかった場合は、初めてのクレジットカード申し込みだったのでイオンカードの審査に落ちた可能性があります。
初めてのクレジットカードで審査に通りにくい理由は、過去の信用情報がないからです。クレジットカードを持っていて毎月カード利用があると、毎月カード料金を返済している「良い信用情報」が記録されます。初めてのクレジットカード申し込みだと過去の信用情報がないので、カード会社は「申込者を信用できるかわからない」「世帯年収を元に審査するしかない」という状態となり、情報が少ないため審査が厳しくなるという仕組みです。
初めてのクレジットカード申し込みで審査に落ちた方は、他のクレジットカード(イオンカード以外)を申し込めば問題なく審査に通る場合があります。
本人確認・在籍確認の電話が繋がらなかった
イオンカードを申し込むと、固定電話や携帯電話に本人確認の電話がかかってくる場合があります。イオンカードを申し込んでカード会社から電話がかかってくる確率は10%~20%程度ですが、もし電話が繋がらなかった場合は入会審査を続けられず、審査に落ちてしまいます。
パート主婦の方がイオンカードを申し込んだ場合、パート先(勤務先)に務めているか確認する「在籍確認」の電話がかかってくる可能性があります。在籍確認の電話がかかってくる確率も10%~20%と低いですが、在籍確認の電話が繋がらなかった場合も審査で不利になります。
基本的に在籍確認の電話が繋がらなかったら本人確認の電話がかかってきます。つまり、自宅の固定電話や携帯電話にかかってくる電話に必ず出るようにしておけば、電話が繋がらないことが原因で審査に落ちることはありません。
年齢が50歳以上だと審査に落ちやすい
クレジットカードは年齢を重ねるごとに審査に通りにくくなり、50歳以上の方は特に審査に通りにくいです。イオンカードは申し込み資格に年齢の制限(上限)はありませんが、「50歳以上で初めてのクレジットカード」の方は、年齢と過去の信用情報がないことが原因で審査に落ちた可能性が高いです。
申込情報の入力ミス
イオンカードの申し込み画面で入力ミスがあると「電話番号が間違っていて電話が繋がらない」「嘘の情報で申し込んだ虚偽申告」と見なされて審査に落ちる場合があります。申込情報にミスがあった場合、再度正しい情報でイオンカードを申し込めば審査に通る可能性はあります。
イオンカードの審査に落ちた場合の対処法
主婦の方がイオンカードの審査に落ちた場合の対処法を解説します。
6ヶ月以上の期間をあけてイオンカードを再申し込みする
イオンカードを申し込んだ情報は、イオンフィナンシャルサービスの社内情報として記録が残ります。イオンカードの審査に落ちてすぐに2回目の申し込みをしても、最近審査に落ちたばかりという情報が残っているので審査に通りません。
イオンカードを再申し込みする場合は、1回目の申し込みから6ヶ月以上の期間をあけて申し込むことで審査に通る確率を上げられます。
他のクレジットカードを申し込む
「イオンカードの審査に落ちた理由がわからない」「世帯年収もしっかりあるのに審査に通らなかった」という主婦の方は、他のクレジットカードを申し込めば問題なく審査に通る可能性があります。
クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なるため、イオンカードの審査に通らなかったとしても他のクレジットカードなら審査基準を満たしていて問題なく審査に通る場合があるからです。
家族カードを申し込む
「イオンカードも他のクレジットカードも審査に通らない」という方は、家族カードの発行をおすすめします。家族カードとは、家族の方(旦那さま)が持っているクレジットカードと同じカードを発行できるサービスです。
イオンカードは家族カードの発行に対応しているので、旦那さまにイオンカードを申し込んでもらって家族カードを発行してもらうことで、主婦の方がイオンカードを手に入れることができます。
イオンカードの家族カードは「20日・30日はイオンで5%割引」「イオンでポイント2倍」など通常のイオンカードと同じ機能が付いています。どうしてもイオンカードの審査に通らないという主婦の方は、旦那さまにイオンカードを申し込んでもらって家族カードを発行しましょう。