本人収入がない専業主婦の方、本人収入が少ないパート主婦の方でも、イオンカードでキャッシングできます。イオンカードはイオン銀行が発行する「銀行系クレジットカード」なので、キャッシング枠を制限する「総量規制」という法律の対象外だからです。
ここでは、主婦の方がキャッシング枠付きのイオンカードを申し込む方法、キャッシングできる金額、キャッシング枠付きのイオンカード審査を解説します。主婦の方のイオンカード申し込み方法・作り方は「イオンカードは専業主婦・パート主婦でも作れる」のページで詳しく解説しています。
主婦でもイオンカードでキャッシングできる
イオンカードは主婦の方でもキャッシングできます。ただし、キャッシングするには「キャッシング枠」が必要なので、イオンカードの申し込み画面でキャッシング枠を希望する必要があります。
通常、クレジットカードは総量規制という法律で「キャッシング枠は年収の3分の1まで」と決まっています。しかし、イオンカードはイオン銀行が発行している「銀行系クレジットカード」なので総量規制の対象外となるため、本人収入がない専業主婦の方でもキャッシング枠を付けられるという仕組みです。
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審査結果によってはキャッシング枠0円になる場合がある
イオンカードはキャッシング枠を希望できますが、審査結果次第でキャッシング枠が付かない場合もあります。しかし、旦那さまが会社員などで毎月収入があり、審査に問題がなければ基本的にキャッシング枠付きのイオンカードが発行されると考えて良いでしょう。
イオンカード審査とキャッシング審査は個別に行われます。そのため、キャッシング枠の審査に落ちたとしても、通常のイオンカード審査に通っていればキャッシング枠なしのイオンカードが発行されるので安心してください。
イオンカードはキャッシング枠を希望する方法
イオンカードのキャッシング枠を希望するには、申し込み画面の「カード利用目的」の項目で「キャッシング」を選択します。「キャッシング」を選択することで、キャッシング枠付きのイオンカード発行のための審査が行われます。
「カード利用目的」の項目は複数選択できるので、イオンカードをお買い物にもキャッシングにも使いたい場合は「生活費支払い」と「キャッシング」の両方を選択しましょう。
また、「カード利用目的」の項目で「キャッシング」を選択しなかった場合でも、キャッシング枠付きのイオンカードが発行される場合もあります。
キャッシング枠の希望額は選択できない
通常、クレジットカードの申し込み画面では「キャッシング枠の希望額」を選択できますが、イオンカードはキャッシング枠の希望額を選択できません。そのため、キャッシング枠を申し込んだ場合、主婦と旦那さまの年収合計（世帯年収）を元に審査して、カード会社の判断でキャッシング枠の金額が決まります。
イオンカードのキャッシング枠の金額が低め（10万円～20万円）に設定された場合でも、カード発行後にキャッシング枠の増額申請ができます。増額申請するとキャッシング枠の金額を増やすための再審査をしてくれて、審査結果に応じてキャッシング枠が増額されます。
ただし、イオンカードを発行してすぐにキャッシング枠の増額を申し込んでも、増額審査に通らない可能性が高いです。イオンカードを発行して3ヶ月以上の期間が経過してから、キャッシング枠の増額申請をすると良いでしょう。
主婦のキャッシング枠はいくらになる？
主婦の方がイオンカードのキャッシング枠を希望した場合、主婦と旦那さまの年収合計（世帯年収）を元にキャッシング枠の金額を決める審査が行われます。
専業主婦・パート主婦の方がイオンカードのキャッシング枠を希望した場合、世帯年収4分の1程度のキャッシング枠が付くのが一般的です。世帯年収が200万円なら、キャッシング枠は50万円程度となります。
実際にイオンカードを申し込んだ主婦の方は、キャッシング枠が30万円～50万円に設定されていることがほとんどです。必要以上にキャッシング枠を付けるのはカード会社としてもリスクになるので、世帯年収が多かったとしてもイオンカードのキャッシング枠は30万円～50万円と考えておくと良いでしょう。
キャッシング枠を希望すると審査は厳しくなる？
イオンカード審査とキャッシング枠の審査は個別に行われるので、イオンカードの審査が厳しくなることはありません。ただし、キャッシング枠の審査はクレジットカードの審査よりも少し厳しいと言われているので、イオンカード審査に通ってもキャッシング枠の審査に通らない場合はあります。
キャッシング枠の審査に落ちてもキャッシング枠なしのイオンカードが発行されている方がほとんどなので、キャッシング枠を申し込んだからと言ってイオンカード本体の審査が厳しくなっていると考えなくて良いでしょう。
キャッシング枠を希望すると審査期間は長くなる？
キャッシング枠を申し込むとキャッシング枠の審査が完了するまでイオンカードは発行されないため、審査期間は少し長くなります。通常、イオンカードの審査日数は1週間程度なので、キャッシング枠を申し込んだ場合は10日程度の審査期間となるでしょう。
イオンカードの審査期間については「イオンカードの審査日数と審査時間」のページで詳しく解説しています。
キャッシング枠を希望しなくてもキャッシング枠が付く場合もある
イオンカードは申し込み画面の「カード利用目的」で「キャッシング」を選択しなくても、キャッシング枠が付く場合があります。キャッシングを使わないという方でも、キャッシング枠は海外旅行で必須と言われている「海外キャッシング」などに利用できるので、キャッシング枠を減額する必要はないでしょう。
イオンカードでキャッシングするとショッピング枠を消費する
イオンカードでキャッシングすると、キャッシングでお金を借りた金額だけショッピング枠を消費します。イオンカードのショッピング枠はキャッシング枠を含んだ合計の金額です。
たとえば、キャッシング枠20万円、ショッピング枠50万円のイオンカードで20万円キャッシングすると、残りのショッピング枠は30万円になります。この場合、イオンカードで毎月のお買い物（ショッピング）に使える金額は残り30万円ということです。
イオンカードのキャッシングで借りたお金を返済すると、返済した金額だけショッピング枠の金額は元に戻ります。キャッシングで借りた20万円を返済すれば、ショッピング枠として使える金額は元の50万円に戻るということです。
キャッシング枠付きのイオンカードはショッピング枠の金額が高めに設定されてカード発行されることがほとんどなのであまり気にする必要はありませんが、高額商品を購入するときはショッピング枠が残っているか注意しましょう。
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