イオンの店頭で作れる「WAONポイントカード」や「WAONカードプラス」はiPhoneでポイント確認できません。また、WAONカードをApple Payに登録しておサイフケータイとして利用することもできません。
iPhoneに対応していないWAONカード
- WAONポイントカード
- WAONカードプラス
- JMB WAONカード(JAL)
- その他、クレジット機能なしのWAON
ただし、WAONを搭載しているイオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)なら、WAONオートチャージやApple Payに対応しています。ここでは、iPhoneでWAONやApple Payを利用できない理由を解説して、iPhoneでWAONチャージする方法やApple Payを使う方法を紹介します。
WAONはiPhoneで使えない
WAONカードはiPhoneでWAONポイントを確認したり、WAONチャージしたりできません。WAONは電子マネーカードなので、iPhoneからWAONカードの情報を読み取れないからです。Androidの場合はおサイフケータイの機能があるので、モバイルWAONのアプリでWAONポイント確認やチャージができます。
- iPhone:おサイフケータイ機能がないのでポイント確認やチャージ不可
- Android:おサイフケータイ機能があるのでポイント確認やチャージ可能
また、iPhoneにはAndroidのおサイフケータイに似た機能としてApple Payがありますが、WAONカードはApple Payに登録して利用することもできません。Apple Payに登録できるのはクレジットカードのみで、WAON、Suica、nanacoなどの電子マネーはApple Payに対応していません。
WAONカードでできないこと
- iPhoneでWAONチャージ残高やポイントの確認
- iPhoneでWAONポイント移行
- iPhoneでWAONポイント交換
- iPhoneでWAONを利用したApple Pay(おサイフケータイ)
- iPhoneでWAONチャージ
- iPhoneでWAONオートチャージ
iPhone向けの「WAONステーションアプリ」というアプリがありますが、アプリを使ってもWAONのポイント確認や電子マネー残高確認ができません。これはWAONカードの情報を読み取るのに「パソリ」という特殊な機械が必要だからです。
パソリという機械があればWAONをiPhoneで使える
パソリ(RC-S390)とは、WAONカードなどの電子マネーカードの情報を読み取る機械(カードリーダー)です。パソリにWAONカードをタッチするとWAON情報が読み取れるので、ポイント確認やチャージができます。
しかし、パソリは約4,000円の値段で売られています。WAONをiPhoneで利用するだけで4,000円もかかってしまうのは現実的ではありません。そのため、iPhoneでWAONを利用したい場合にはイオンカードを使うのが一般的です。イオンカードをWAONに登録する方法は後ほど説明します。
iPhoneユーザーがWAONチャージやポイント確認する方法
iPhoneユーザーがWAONチャージやポイント確認するには、WAONを利用したレシートで確認するか、イオン店舗にあるWAONステーションを利用します。WAONステーションはWAONカードをタッチすることで、WAON利用履歴確認・ポイント確認・WAONチャージができます。
iPhoneユーザーがWAONチャージやポイントを確認する方法
- WAONを利用したレシートで確認
- イオン店舗のWAONステーションで確認
- イオン銀行ATMで確認
- WAON一体型のイオンカードを作る
上記のように、iPhoneユーザーはWAONカードを持っていても、iPhoneやインターネット上でポイント確認やチャージを行うことができません。
イオンカードならWAONチャージやApple Payを使える
イオンカードはイオンのクレジットカードです。イオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)にはWAON機能が搭載されています。イオンカードならWAONのオートチャージやクレジットチャージに対応していて、Apple Payに登録しておサイフケータイとして使うことも可能です。
イオンカードでできること
- Apple Payの利用
- WAONのオートチャージ
- WAONのクレジットチャージ
イオンカードならWAON残高が少なくなっても自動的にチャージできるので、残高確認の必要がないです。オートチャージが行われる金額はWAONステーションを操作して自分で設定できるので、必要以上にチャージされる心配もありません。
イオンカードでApple Payを利用する場合、イオンカードを支払いに登録することになるため、支払いで貯まるポイントはWAONポイントではなくイオンカードのときめきポイントです。Apple Payの支払いでも、WAONカードと同じようにポイントが200円ごとに1ポイント貯まります。更にイオンならいつでもポイント2倍なので、イオングループの支払いなら200円ごとに2ポイント貯まります。
WAON機能が搭載されているイオンカード
- イオンカードセレクト
- イオンカード(WAON一体型)
イオンカードセレクトは「イオンカード」「WAON」「イオン銀行キャッシュカード」の3つの機能が搭載されたカードで、イオンカードの中で最も一般的なカードです。
イオンカード(WAON一体型)は「イオンカード」「WAON」の機能が搭載されたカードで、イオン銀行キャッシュカード機能はありません。イオン銀行を利用しないならイオンカード(WAON一体型)を選びましょう。
どちらのイオンカードを選んでも、WAONのオートチャージ機能やApple Payを利用可能です。iPhoneユーザーでWAONを利用するならイオンカードを作りましょう。イオンカードでApple Payを利用する方法は「イオンカードはApple Payを使えてポイントも貯まる」のページで解説しています。