イオンカードは「VISA」「Mastercard」「JCB」などの国際ブランドが付いているクレジットカードなので、海外でも支払い可能です。
また、海外で現地通過をATM引き出しできる「海外キャッシング」も利用可能です。海外キャッシングを利用すれば空港や銀行で現金を両替する必要がありません。
イオンカードは海外でも使える
イオンカードは「VISA」「Mastercard」「JCB」のマークが書かれた海外のお店で支払い可能です。イオンカードには上記いずれかの国際ブランドマークが書かれています。
ただし、海外では「VISA」と「Mastercard」の国際ブランドが主流です。「JCB」のイオンカードは海外で支払いできるお店が少ないので、海外旅行に行く場合は「VISA」か「Mastercard」のクレジットカードを最低1枚は持って行きましょう。
イオンカードで支払いできる海外の一例
- ハワイ
- アメリカ
- イタリア
- フランス
- カナダ
- ドイツ
- 韓国
- 中国
- 台湾
イオンカードは海外サイトの支払いも可能
イオンカードは国際ブランド決済に対応している海外ショッピングサイトでも支払い可能です。実店舗と同じく、VISAとMastercardの国際ブランドに加盟している海外ショッピングサイトが多いです。
海外旅行前にカード暗証番号を確認しておきましょう
海外でクレジットカード支払いする際、サインや暗証番号の入力を求められます。暗証番号がわからないとイオンカードで支払いできない場合があるので、暗証番号を忘れてしまった方は海外旅行前に確認しておきましょう。
イオンカードの暗証番号を忘れてしまった場合、カード会社に電話するかイオンカード会員専用サイト「暮らしのマネーサイト」で「暗証番号照会通知文書」を請求できます。暗証番号照会通知文書を請求すると、イオンカードの登録住所に暗証番号が記載された手紙が郵送で届きます。
イオンカードに直接電話して暗証番号を教えてもらうことはできないので、必ず海外旅行前に暗証番号を確認しましょう。
海外の支払いは手数料がかかる
日本国内ではイオンカードの一括払いで手数料はかかりませんが、海外では国際ブランドの海外取引処理費用の手数料がかかります。また、支払いと返済のタイミングによって為替レートが変動する場合があり、多少支払い額と返済額に差が生じます。
しかし、どの国際ブランドでも海外取引処理費用(手数料)は1.60%程度なので、あまり気にしないでも良いです。たとえば海外で1,000円支払った場合、約16円の手数料が発生する計算です。
国際ブランド | 手数料 |
---|---|
VISA | 利用金額の約1.60% |
Mastercard | 利用金額の約1.60% |
JCB | 利用金額の約1.60% |
どの国際ブランドによって多少手数料は異なりますが、どの国際ブランドのイオンカードでも海外の利用手数料はほとんど変わりません。
海外でイオンカードを使えなくなった場合
海外でイオンカードを使えなる理由、イオンカードを使えなくなったときの対処法を解説します。
カード会社による利用一時停止
今まで日本国内で使われていたクレジットカードが急に海外で使われると、不審に思ったカード会社がクレジットカードの利用を一時停止する場合があります。イオンカードは日本で発行されいているクレジットカードなので、海外支払いがあると一時停止にされる可能性があります。
イオンカードが一時利用停止になると、カード支払いしようとしたときに決済エラーになります。イオンカードで支払いできなくなった場合にはイオンカードコールセンターに電話をしてカード利用状況を確認してもらいましょう。
利用限度額を超えたらカード支払いできない
クレジットカードは毎月支払いできる金額の上限「利用限度額(ショッピング枠)」を超えるとカード支払いできなくなります。海外旅行中にイオンカードの支払い金額合計が高額になると、利用限度額を超えてカード支払いできなくなった可能性があります。
イオンカードの利用限度額や支払い状況は、カード会員専用サイト「暮らしのマネーサイト」や「テレホンアンサー(自動音声応答サービス)」で確認できます。海外旅行中でも利用できるサービスなので、利用限度額を超えている可能性があるなら一度確認してみましょう。
イオンカードコールセンターで確認する
イオンカードが海外で使えなくなる理由として、下記のような原因も考えられます。カード利用者が明確な理由を判断できない場合もあるため、支払いができなくなったらイオンカードコールセンターで確認した方が良いです。
- イオンカードのICチップの故障
- イオンカード料金の支払い延滞
- お店の支払い端末の故障
イオンカードは海外キャッシングを利用可能
イオンカードは海外ATMで現地通貨を引き出しできる「海外キャッシング」を利用できます。海外キャッシングは「VISA」「PLUS」「CIRRUS」などのマークが記載された海外ATMで利用可能です。
海外旅行が1ヶ月未満など短期間の場合、海外の銀行で両替するよりも海外キャッシングを利用した方が手数料をお得にできるケースもあります。海外キャッシングの手順や詳しい説明は「イオンカードで海外キャッシングする際の注意点・利用手順を解説」のページで解説しています。
イオンカードの海外キャッシングはリボ払い
イオンカードで海外キャッシングを利用した場合、リボ払いの返済になります。リボ払いは毎月決まった金額を返済していく返済方法ですが、イオンカードはリボ払い残高を全額返済できる「繰り上げ返済」に対応しています。
そのため、海外旅行が短期間の場合はリボ払いの金利手数料が何度もかかってしまう前に「繰り上げ返済」して、金利手数料をあまりかけずに海外キャッシングできます。海外キャッシングは日本の銀行ATMでお金を引き出すような感覚で利用できる便利な機能なので、海外旅行前に検討しておくと良いでしょう。
通常のイオンカードは海外旅行傷害保険がない
クレジットカードによっては、海外旅行中に病気やケガがあった際に補償される「海外旅行傷害保険」が付いています。しかし、通常のイオンカードには海外旅行傷害保険が付いていません。
海外の医療費は日本よりも高額なので、海外旅行に行くなら海外旅行保険は必須と言われています。イオンカードしか持っていない方は、海外旅行前に海外旅行傷害保険が付いたクレジットカードを作っておいた方が良いです。
イオンゴールドカードは海外旅行傷害保険がある
イオンカードの年間利用額が100万円以上になると招待状が届く「イオンゴールドカード」には海外旅行傷害保険が付いています。イオンゴールドカードを持っている方なら、海外旅行中にケガや病気にあったとしても補償があります。
ただし、イオンゴールドカードの海外旅行傷害保険は旅行の交通費(旅行に関する日本国内の電車代や飛行機代)を支払った場合のみ適用される「利用付帯」の保険です。交通費をイオンゴールドカードで支払って海外旅行傷害保険が適用されるようにしましょう。