イオンカードの家族カード審査基準や審査に落ちる理由を解説

イオンカードは家族カードを申し込めますが、家族カード発行時には審査が行われます。家族カードの審査は新規カード発行と違って、本カード会員の信用情報を元に審査が行われます。

  • 家族カード会員:家族カードを持つ会員のこと
  • 本カード会員:親となるイオンカードを持つ会員のこと

イオンカードの家族カード審査基準

イオンカードの家族カード審査基準は「生計を共にする18歳以上(高校生を除く)のご家族の方」です。上記の条件に該当する家族の方に対して、家族カードを発行できます。
※イオンカードの公式サイトにある家族カードの発行基準を参考

イオンカードの家族カード申し込みでは、本カード会員が過去にクレジットカード料金やローン料金を返済していないか審査します。通常、本カード会員の信用情報(返済履歴・クレヒス)に問題がなければ家族カードが発行されます。

ただし、イオンカードの家族カード審査はイオンカード新規発行時の審査ほど詳細に調査されません。家族カードはイオンカードをすでに持っている方の信用で発行されるため、本カード会員の年収や勤続年数など細かい申請は不要です。

また、イオンカードはイオングループでお得になる流通系クレジットカードです。家族カードを発行すればイオングループのお店を利用してくれる機会が増えるため、それほど厳しい審査は行われないと考えられます。

家族カードの審査期間は約2週間

家族カードの審査期間は約2週間です。申し込みから2週間~3週間で家族カードが郵送で届きます。

家族カードの支払い料金は、本カード会員が引き落とし口座として設定している銀行口座から引き落とされます。そのため、家族カードは新規口座開設の必要がなく、実際にはイオンカードを新規発行するよりも短期間で届くことがほとんどです。

家族カードの審査に落ちる理由

イオンカードの家族カード審査に落ちる理由を解説します。

本カード会員に返済延滞の履歴がある

イオンカードを持っているご両親など、本カード会員に返済延滞の履歴があると家族カードの審査に落ちる可能性が高いです。家族カードの発行審査では過去のイオンカード利用履歴、その他のクレジットカード利用履歴などを調査されます。

本カード会員に返済延滞があるとカード会社は「家族カードを発行しても返済されない可能性がある」と考えて、家族カード審査落ちにします。

家族カード会員の信用情報は審査されない

イオンカードの公式サイトには「家族カードの利用に基づく一切の債務は本カード会員に帰属する」「家族カード会員はカード利用料金を負担しない」と記載されています。

そのため、家族カードの発行は本カード会員の信用情報のみ調査され、家族カード会員の信用情報は調査されない可能性が高いです。また、家族カード会員の収入などについても申請する必要はありません。

つまり、家族カード会員に返済能力がなかったとしても問題なく家族カードが発行される可能性が高いです。無職の方などは通常クレジットカード審査に通らないため、ご両親の方などに頼んで家族カードを発行してもらうと良いでしょう。

家族カードを4枚以上申し込んだ

イオンカードの家族カードは3枚までしか発行できません。そのため、4枚以上家族カードを申し込むと審査に落ちます。

生計を共にしていない

家族カードを発行してもらう家族が生計を共にしていない場合、家族カード審査に落ちる可能性があります。これは家族カードの発行条件として「生計を共にしている方」とあるからです。

たとえば、すでに就職して一人暮らししている子供は「生計を共にしていない」と判断される可能性があります。家族カードの申し込みで生計を共にしているか調査することは難しいと思いますが、何かしらの理由で生計を共にしていないと判断されると審査落ちになります。

家族カード会員が18歳未満

イオンカードの家族カードは、「家族カード会員が18歳以上(高校生を除く)」が申し込み条件となっています。家族カード会員が18歳未満、もしくは18歳の高校生の場合、家族カードは発行できません。