クレジットカードは何枚持っておくと良い?

日本人は平均2枚~3枚のクレジットカードを持っているという調査結果があります。支払いの利便性や節約の観点から、クレジットカードは2枚~5枚持っておくのがおすすめです。

クレジットカードは2枚~5枚持っておくのがおすすめ

クレジットカードを1枚しか持っていないと、決済エラーやカード有効期限切れなどの際にクレジットカード支払いができなくなり不便です。また、1枚のクレジットカードでは様々なお店での特典を利用できないため、あまり節約になりません。

そのため、クレジットカードは2枚~5枚持っておくのがおすすめです。1枚のクレジットカードを頻繁に支払いに使う「メインカード」として決めておいて、他のクレジットカードを特定のお店での割引などに利用する「サブカード」として使うと良いでしょう。

カード枚数 利便性
0枚 カード支払いできず不便
1枚 カード支払いできないお店・決済エラーで困る
2枚~5枚 支払いに困らず、割引特典を有効活用できる
6枚以上 カードの管理が大変

様々なお店で割引の特典があるからと言って、クレジットカードを作りすぎると管理が大変になります。クレジットカードを持ちすぎていると、不正利用されたときに気づかないこともあるので、クレジットカードの作りすぎには注意しましょう。

カードを複数枚持つメリット

クレジットカードを複数枚持つメリットを紹介します。

カードの特典が利用できる

クレジットカードによっては、特定のお店で割引になったり、旅行保険が付いていたりします。クレジットカードを1枚しか持っていないと、様々なお店で割引特典を利用することができないため、節約という点ではあまり意味がありません。

また、クレジットカードによっては、特定のお店で利用するとポイントが貯まりやすいという特典もあります。ポイントを多く獲得したいのであれば、複数枚クレジットカードを持っておいた方が良いでしょう。

カード決済できる国際ブランドが増える

クレジットカードを2枚以上作る際、別々の国際ブランドのクレジットカードを作っておけば、特定の国際ブランドしか決済が対応していないお店でも支払いができるようになります。

日本国内においては、「VISA」「Mastercard」の加盟店数が多く、次点で「JCB」が多いです。そのため、VISAかMastercardを1枚、その他の国際ブランドを1枚持っておくとカード決済できるお店が増えて便利です。

決済エラーのときでも安心

クレジットカードは稀にカード決済エラーとなって支払いができない場合があります。普段からクレジットカードで支払う方で現金をあまり持ち歩かないのであれば、クレジットカードは2枚以上持っておくと決済エラーになったとき他のクレジットカードで支払いできるので安心です。

複数枚持ちは不正利用されないように管理しよう

クレジットカードの枚数が多くなってくると、どのクレジットカードでどれだけ支払ったかわからなくなってきます。また、盗難されたときにも財布からカード枚数が減っていることにも気づきにくいです。複数枚のクレジットカードを持っているとカード料金の確認が面倒ですが、毎月カード利用明細を確認して高額請求になっていないか確認すると良いでしょう。

カードが盗難されたときやカードを不正利用されたときに補償する「盗難補償」「不正利用補償」がほとんどのカード会社にはあります。これらの補償は、盗難や不正利用にから2ヶ月~3ヶ月以内にカード会社に申請しなければ補償されません。そのため、毎月のクレジットカード利用明細の確認は必ず行うようにしましょう。