JCB CARD Wのポイント制度を徹底解説!還元率の比較・お得なポイント交換先を紹介
30秒でわかる!このページのまとめ
- JCB CARD Wはポイント還元率1%
- ポイントは月間カード利用金額1,000円ごとに付与される
- ポイントの有効期限は2年間
- JCB CARD Wは他のカードと比較してポイント特典が優秀
- セブンやスタバの支払いでポイントアップ
- ポイント交換先はANAマイル、JALマイル、nanacoがおすすめ
- QUICPay、Apple Pay、Google Payの利用でもポイント還元率1%
- 携帯電話、家賃、公共料金の支払いでもポイント還元率1%
- ETCカードでもポイント還元率1%
- SuicaやPASMOにチャージ可能、ポイントは付かない
JCB CARD Wのポイント制度
JCB CARD Wのポイント制度を解説します。
JCB CARD Wで貯まるポイントは全て「Oki Dokiポイント」
JCB CARD Wで貯まるポイントは全て「Oki Dokiポイント(オキドキポイント)」というポイントです。「Oki Doki」ポイントとは、JCBオリジナルカードで貯まるポイントの総称です。
JCB CARD Wのポイント還元率は1%
JCB CARD Wは、毎月のカード利用金額1,000円ごとに2ポイント貯まります。1ポイントあたり5円相当の価値があるので、JCB CARD Wのポイント還元率は1%です。
分かりやすいように、例を出して説明します。たとえば、1か月間でJCB CARD Wのカード利用金額が合計5万円だったとしましょう。この場合、1,000円ごとに2ポイント貯まるので、100ポイントが加算されます。1ポイントあたりの価値は5円相当なので、100ポイント×5円=500円相当のポイントが貯まることになります。
ポイント還元率1%のクレジットカードは、ポイント高還元率カードと言われています。一般的なクレジットカードは0.5%~1%となっており、JCB CARD Wのポイント還元率は高水準だと言えます
1,000円未満の支払いでもポイントは付く?
JCB CARD Wは月間カード利用金額1,000円ごとに2ポイント付きます。この「月間」という部分が大事で、1か月間(毎月16日~翌月15日)にお買い物で使った合計金額1,000円ごとに2ポイント付くという仕組みです。
これは、毎日500円のお買い物をしたとしても、月間のカード利用金額が1,000円以上であれば、1,000円の倍数である分だけポイントが付くということを意味します。コンビニで500円のお弁当を10回買ったとしたら、500円×10回=合計5,000円なので、5,000円分がポイント付与の対象です。
しかし、月間カード利用金額が1,000円に満たなかった部分は切り捨てとなり、ポイントが付きません。1月16日~2月15日の間に10,500円のお買い物をしたと仮定しましょう。この場合、10,000円分の支払いはポイント付与の対象となりますが、残りの端数である500円分の支払いはポイント付与の対象外となります。
ポイントの有効期限は獲得月から2年間
JCB CARD Wで貯まる「Oki Dokiポイント」は、ポイントを獲得した月から2年間(24か月)が有効期限です。ポイントを獲得した月から2年間が経過すると、ポイント有効期限が切れたポイントから失効(無効)となり、無くなってしまいます。ただし、直近2年以内に獲得したポイントは失効しない(あくまでも2年を経過したポイントの分だけが失効になる)のでご安心ください。
また、獲得したポイントを使った(景品や電子マネーに交換した)場合、有効期限が短くなっているポイントから優先的に使用されます。つまり、ポイント交換を行ったときは、古いポイントから順番に使われるということです。
JCB CARD Wと他のカードのポイント還元率を比較
JCB CARD Wと他のクレジットカードのポイント還元率を比較
カード名 | ポイント還元率 |
---|---|
JCB CARD W | 1% |
楽天カード | 1% |
オリコカード・ザ・ポイント | 1% |
dカード | 1% |
リクルートカード | 1.2% |
イオンカード、イオンカードセレクト | 0.5% |
三井住友VISAカード | 0.5% |
JCB一般カード | 0.5% |
JCBゴールド | 0.5% |
エポスカード | 0.5% |
セブンカード・プラス | 0.5% |
JCB CARD Wと他のクレジットカードのポイント還元率を比較してみると、ポイント還元率1%のJCB CARD Wはポイント還元率が高いカードだとわかります。代表的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1%程度で、JCB CARD Wは楽天カードやオリコカード・ザ・ポイントと同等のポイント還元率です。どんなお店で支払ってもポイントが貯まりやすいカードを作りたいなら、還元率1%カードの中から選ぶと良いでしょう。
上記の表では、リクルートカードはポイント還元率1.2%で最高水準の還元率となっていますが、「ポイントをマイルに交換できない」「電子マネーのチャージで月間3万円までしかポイントが貯まらない」など、リクルートカードはポイントに関する制限が多いのがデメリットです。
上記を踏まえて、「ポイント還元率1%のカードの中でどのカードを選べば良いか」が気になる点だと思います。ポイントを貯める観点で考えると、カード毎の特徴のある「ポイント特典」が重要になるので、ポイント還元率1%カードのポイント特典を比較してみました。
ポイント還元率1%のカードでポイント特典を比較
ポイント還元率1%のカード | ポイント特典の特徴 |
---|---|
JCB CARD W | セブンイレブン、スターバックス、Amazon、などで還元率アップ(期間限定でマクドナルド、メルカリなどもあり) |
楽天カード | 楽天市場、楽天グループサービスでポイントアップ |
オリコカード・ザ・ポイント | 入会後6ヶ月間だけポイント還元率2% |
dカード | ドコモのサービスでポイントアップ |
JCB CARD Wはセブンイレブンやスターバックスなど、多くの方が頻繁に利用するお店でポイント還元率がアップします。お店ごとのポイント還元率のアップについては後ほど個別に解説しますが、JCB CARD Wのポイント特典はかなり優れていると言えます。
楽天カードは楽天グループのサービスでポイント還元率が上がり、dカードはドコモのサービスでポイント還元率が上がります。楽天市場でお買い物する方やドコモの携帯電話を持っている方などは、「JCB CARD W+楽天カード」や「JCB CARD W+dカード」のように2枚~3枚のカードを組み合わせて申し込むのがおすすめです。
オリコカード・ザ・ポイントは入会後6ヶ月間だけですが「ポイント還元率2%」という優秀な特典が付いています。そのため「短期間に10万円~100万円のお買い物をする予定がある」など、短期間に高額支払いがあるときに申し込むと良いでしょう。
ポイントの貯め方
JCB CARD Wはいつでもどこでもポイント還元率1%なので、お買い物をするときにカード払いすればポイントが貯まります。
JCB CARD Wでお得にポイントを貯めるには、下記のポイント特典があるお店、JCBカード会員専用のポイントアップサイト「Oki Dokiランド」経由でネットショッピングするのが良いです。
JCB CARD Wで通常よりもポイントが多くもらえるお店
- セブンイレブン
- スターバックス
- Amazon
- 期間限定のポイントアップ(マクドナルドやメルカリなど)
- Oki Dokiランド(会員専用サイト)
セブンイレブンでポイント還元率2%
JCB CARD Wはセブンイレブンのお買い物でポイント還元率2%です。
電子マネーのQUICPay(クイックペイ)、Apple Pay(アップルペイ)、Google Pay(グーグルペイ)にJCB CARD Wを登録して支払った場合も還元率2%になります。
スターバックスでポイント還元率5.5%
JCB CARD Wを使ってスターバックスのアプリ、もしくはスターバックスカードにチャージするとポイント還元率が5.5%になります。「スタバをよく利用する」という方なら、JCB CARD W+スタバの組み合わせでポイントがかなり貯まります。
スターバックスでポイント還元率をアップさせる手順
- スターバックスのモバイルアプリ登録をするか、スターバックスカードを作る
- JCB会員サイトにログイン
- JCB会員サイトで「スターバックスカードにチャージ(もしくはオートチャージ)」する
Amazonでポイント還元率2%
JCB CARD WはAmazonでポイント還元率2%です。JCB会員サイトにログインしてAmazonでお買い物するとポイントアップが適用されます。
マクドナルドやメルカリなど期間限定のポイントアップもある
JCB CARD Wは、マクドナルドやメルカリなど、一般的によく利用されているお店と提携して、定期的にポイントアップのキャンペーンなどを実施しています。
キャンペーン情報は公式サイトのトップページや、メールマガジンなどで配信されているので、キャンペーン情報を定期的に確認してポイントをお得に貯めましょう。
Oki Dokiランド
Oki Dokiランドは、JCBカード会員限定のポイントアップサイトです。Oki Dokiランドを経由してネットショッピングをすると、ポイントが最大20倍(還元率10.5%)になります。
たとえば、Oki Dokiランドを経由して楽天市場でお買い物するとポイント2倍になります。JCB CARD Wの基本ポイント還元率は0.5%+いつでも2倍=1%還元、Oki Dokiランドを経由して楽天市場でお買い物すると2倍(+0.5%還元)なので、合計1.5%還元です。
また、インターネットショッピングサイト側に独自のポイント制度がある場合、JCB CARD Wとショッピングサイト両方のポイントが貯まります。楽天市場を例に挙げると、JCB CARD Wのポイントに加えて、楽天ポイントが貯まるということです。
Oki Dokiランドのポイントアップサイトの一覧(一例)
ショッピングサイト名 | ポイントアップ倍率(合計ポイント還元率) |
---|---|
Amazon | 2倍~9倍(購入商品によって変動) |
楽天市場 | 2倍(1.5%還元) |
Yahoo!ショッピング | 2倍(1.5%還元) |
ビックカメラ.com | 3倍(2%還元) |
JCBトラベル | 3倍(2%還元) |
じゃらん | 2倍(1.5%還元) |
ANAトラベラーズ | 3倍(2%還元) |
ダイエーネットショッピング | 2倍(1.5%還元) |
ベルメゾンネット | 2倍(1.5%還元) |
さとふる(ふるさと納税サイト) | 3倍(2%還元) |
アート引越センター | 20ポイント(100円相当) |
獲得したポイントの交換先・使い道
JCB CARD Wで貯めたポイントは下記に交換できます。
ポイント交換先の一覧
- 電子マネーに交換
- 他社ポイントに交換
- ANAマイル、JALマイルに交換
- キャッシュバック(カード利用金額に使う)
- 商品に交換
- 商品券に交換
- ユニセフやユネスコに寄付
ポイントのお得な交換先
JCB CARD Wで貯めたポイントは、ANAマイルかJALマイルに交換するのが一番お得です。マイルは飛行機に無料で乗れる「特典航空券」に交換でき、予約する飛行機の空路によって価値は異なりますが、一般的に1マイルあたり3円~5円の価値があると言われています。
Oki Dokiポイントは1ポイント=3マイルの交換レートで交換できるため、1ポイントあたり9円~15円相当の価値となります。つまり、JCB CARD Wのポイント還元率は1%と言われていますが、マイルに交換すれば実質約2%~3%のポイント還元率になるということです。
飛行機に乗らない方や、貯めたポイントをすぐに使いたい方は、電子マネーのnanacoに交換するのがおすすめです。Oki Dokiポイント1ポイント=nanacoポイント5ポイントの交換レートになるので、nanacoポイントならポイント還元率1%として無駄なく交換できます。
Oki Dokiポイントの交換先と交換レートの一覧
ポイントの交換先 | 交換レート(Oki Dokiポイント→他社ポイント) |
---|---|
ANAマイル | 1ポイント=3マイル(9円~15円相当) |
JALマイル | 1ポイント=3マイル(9円~15円相当) |
nanacoポイント | 1ポイント=5円相当 |
Dポイント | 1ポイント=4円相当 |
楽天ポイント | 1ポイント=3円相当 |
楽天Edy | 1ポイント=3円相当 |
Pontaポイント | 1ポイント=4円相当 |
ビックポイント(ビックカメラ) | 1ポイント=5円相当 |
ベルメゾン・ポイント | 1ポイント=5円相当 |
ジョーシンポイント | 1ポイント=5円相当 |
セシールスマイルポイント | 1ポイント=5円相当 |
スターバックスカードのチャージ | 1ポイント=4円相当 |
WAONポイント | 1ポイント=4円相当 |
キャッシュバック | 1ポイント=3 |
ディズニーホテル宿泊券、食事券 | 時期によって異なる |
USJパス(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) | 時期によって異なる |
※1マイル=3円~5円として計算
JCB CARD Wのポイントに関するQ&A
JCB CARD WのQ&A(よくある質問)について解説します。
JCB CARD Wを電子マネーやSuicaなどに登録してもポイントは付きますか?
JCB CARD WはQUICPayに対応していて、QUICPayへのチャージ分に対してポイントが付きます。通常のクレジットカード支払いと同じポイント還元率なので、QUICPayチャージでもポイント還元率1%です。また、Apple PayやGoogle PayはQUICPayを登録できるので、Apple PayとGoogle Payでもポイント還元率1%です。
QUICPay以外の電子マネー(Suica、ICOCA、PASMO、nanacoなど)には、JCB CARD Wでチャージできますが、ポイントは付きません。(ポイント付与対象外)
利用可能でポイントが付く電子マネー(ポイント付与対象)
- QUICPay(クイックペイ)
- Apple Pay(QUICPayとして登録できる)
- Google Pay(QUICPayとして登録できる)
チャージ可能だがポイントは付かない電子マネー(ポイント付与対象外)
- Suica
- ICOCA
- PASMO
- nanaco
- WAON
利用不可(ポイントも付かない)
- PayPay(ペイペイ)
- iD(アイディー)
公共料金の支払いでポイントは付きますか?
JCB CARD Wは携帯電話や公共料金の支払いでもポイントが付きます。ポイント還元率は1%です。
利用可能でポイントが付く支払い(ポイント付与対象)
- 携帯電話料金
- 固定電話
- 家賃
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- インターネットプロバイダ(インターネット料金)
- 放送料金(NHK、ケーブルテレビなど)
また、Netflix、Hulu、Amazonプライムなどのサブスクでもポイントが付きます。(還元率1%)毎月のお支払いはJCB CARD Wを支払いに登録して、毎月ポイントを貯めましょう。
利用可能でポイントが付くサブスク(ポイント付与対象)
- Netflix(ネットフリックス)
- Hulu
- Amazonプライム
- Spotify
- YouTubeプレミアム
- 任天堂Switchオンライン
- その他、サブスクリプションサービス
ETCカード利用でもポイントは付きますか?
JCB CARD Wで発行できるETCカード(ETCスルーカード)の支払い代金でも還元率1%でポイントが付きます。また、NEXCO(高速道路)の「ETCマイレージサービス」に登録しておくと、Oki Dokiポイントとは別にETCマイレージポイントも付くので、ポイント2重取りも可能です。
JCB CARD WはETCカードの年会費無料、発行手数料無料なので、高速道路を使う方ならJCB CARD Wがおすすめです。
メルカリの支払いでもポイントは付きますか?
JCB CARD Wは、メルカリの支払いでも通常ポイント還元率1%でポイントが付きます。また、JCB CARD Wのキャンペーンでメルカリのポイントアップ中は、キャンペーンに応じたポイントアップが適用されます。
ポイント付与は月間で1,000円単位なので損しませんか?
JCB CARD Wは、毎月のカード利用金額1,000円単位でポイントが付くので、1,000円以下のカード利用金額分に対してポイントは付与されません。(1,000円以下の分は切り捨て)
しかし、1,000円以下のカード利用金額に対してのポイントは1円~10円相当なので、ほとんど損はないでしょう。JCB CARD Wはポイントアップの特典が優れているので、他のカードよりもポイントを貯めやすいカードと言えます。