クレジットカードをはじめて作る場合、「作るまでの手順や申し込み方法がわからない」「どのクレジットカードを選べば良いかわからない」という方も多いと思います。
ここでは、クレジットカードの選び方から作り方まで紹介します。
クレジットカードを作るまでの流れ
クレジットカードは、下記のような流れで作ることになります。
- クレジットカードを選ぶ
- 国際ブランドを選ぶ
- クレジットカードを申し込む
- 入会審査が行われる
- クレジットカードが郵送される
- クレジットカードが届いて使えるようになる
クレジットカードを選ぶ基準
クレジットカード選びで重要なのは年会費とポイント還元率です。年会費は毎年かかる費用なので、できれば年会費無料のクレジットカードを選びましょう。また、クレジットカードで支払いをするとポイントが貯まるので、ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
クレジットカードを選ぶ基準
- 年会費
- ポイント還元率
仮に年会費1,000円のクレジットカードを選んだとすると、10年間で1万円の年会費がかかります。しかし、年会費無料のクレジットカードなら、何年使っても年会費はかかりません。
クレジットカードのポイント還元率は、一般的に0.5%~1%です。100円の支払いで1ポイント貯まるならポイント還元率は1%、200円の支払いで1ポイント貯まるならポイント還元率は0.5%となります。
国際ブランドを選ぶ
国際ブランドとは、簡単に説明すると「どのお店でクレジットカードを使えるか」ということです。国際ブランドVISAのクレジットカードなら、「VISA」の表示があるお店で使えて、国際ブランドMastercardのクレジットカードなら「Mastercard」の表示があるお店で使えます。「VISA」と「Mastercard」両方の表示があるお店なら、どちらのクレジットカードでも使えます。
クレジットカードを選ぶ際におすすめの国際ブランドは「VISA」もしくは「Mastercard」です。クレジットカードを使える多くのお店では、VISAかMastercardのどちらかに対応していることがほとんどです。また、世界的にもVISAとMastercardを取り扱っている店舗は多く、海外旅行者にもおすすめの国際ブランドです。
国際ブランドの種類
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
クレジットカードを申し込む
クレジットカードの申し込み方法は、主に下記の3種類です。特にインターネット申し込みはキャンペーンが行われていることが多く、申し込みからクレジットカードが発行されるまでの期間が短いためおすすめです。
- インターネット申し込み
- 郵送申し込み
- 店頭申し込み
入会審査が行われる
クレジットカードの入会審査では、主に申込者の支払い能力を調査されます。クレジットカードは、一時的にカード会社が支払い料金を肩代わりするする仕組みなので、料金が返済されないとカード会社が困ってしまうからです。
主にクレジットカードの申し込みの際に申込者が申請する「年収」「会社の勤続年数」「家族構成」などをカード会社の審査基準に基づいて審査します。また、勤務先に在籍確認の電話を行い、申込者が本当に会社に務めているか確認を取ります。
また、借金や他のクレジットカードの返済遅延などがないか記録している「個人信用情報機関」という機関の情報を元に、申込者が信用できる人物かどうか審査します。
入会審査が終わるとカード会社から審査結果の連絡がメールで届きます。基本的に入会審査は1週間~2週間で審査結果連絡が届きます。
クレジットカードが郵送される
クレジットカードの審査に通ると、クレジットカードが郵送されます。クレジットカードは本人限定受取郵便で発送されるため、受け取りには本人確認書類が必要です。本人確認書類に関しては、「クレジットカードを作るときに必要なもの」の項目で解説しています。
クレジットカードを受け取るとすぐに使える
クレジットカードは申込時に入力した銀行口座から自動的に支払い料金を引き落とされる仕組みになっているため、クレジットカードが届いたらすぐに使えます。
クレジットカードの引き落とし日はカード会社によって異なりますが、基本的に1ヶ月分の支払い料金が翌月にまとめて引き落とされます。
クレジットカードを作るときに必要なもの
クレジットカードを作る前には、下記の3点を準備しておきましょう。
- 本人確認書類
- 銀行口座
- 年収証明書(キャッシングを希望する場合のみ)
本人確認書類
クレジットカードの受け取りには、本人確認書類が必要です。クレジットカードが誤って他人に届かないよう、本当に申込者に届いているか確認するためです。
主に下記の書類が本人確認書類として有効です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民票の写し
銀行口座
クレジットカードの利用料金は銀行口座から自動引き落としされます。クレジットカードの申込時に銀行口座の情報を入力する必要があるため、申し込み前に通帳を用意しておきましょう。
銀行が発行しているクレジットカードを発行する場合、その銀行の銀行口座以外を引き落とし口座として設定することも可能です。たとえば三井住友VISAカードを申し込む際には必ずしも三井住友銀行の銀行口座は必要なく、ゆうちょ銀行や三菱東京UFJ銀行などを引き落とし口座として設定しても良いです。
年収証明書
クレジットカードには、現金を借りることができるキャッシングという機能があります。クレジットカードを作る際にはキャッシング枠を希望するか選択でき、キャッシング枠を希望する場合は年収証明書が必要になります。
キャッシングを希望しない場合、年収証明書を用意する必要はありません。