エムアイカードプラスゴールドの申し込み資格は「満18歳以上で安定した収入がある方」もしくは「収入がある方の配偶者」または「学生(高校生は除く)」です。審査に通過するには必ず申し込み資格を満たしておく必要があります。
エムアイカードプラスゴールドの申し込み資格を満たした上で、具体的にどのような審査基準で審査を行うのか気になる方は多いと思います。ここでは、エムアイカードプラスゴールドの審査基準、審査難易度、審査時間、在籍確認の電話など、入会審査の全てを解説します。
審査基準
エムアイカードプラスゴールドは、「収入」「信用情報」「在籍確認」「年齢」の4つの審査基準で審査を行います。安定した収入があり、クレジットカード料金を返済できる信用力があり、在籍確認の電話が繋がり、18歳以上の年齢であれば審査に通ります。
- 安定した収入があること(収入・年収)
- 入会審査に通る信用があること(信用情報)
- 自宅と勤務先に電話連絡可能であること(在籍確認)
- 満18歳以上であること(年齢)
それぞれの審査基準について、詳しく解説していきます。
安定した収入があること
エムアイカードプラスゴールドの審査基準の中で「安定した収入があること」が最も重要です。公式サイトに必要年収の記載はありませんが、審査に通過するには年収300万円(月収25万円)が目安となります。
エムアイカードプラスゴールドは18歳以上なら申し込めるゴールドカードなので、20代の会社員の年収程度に審査基準が設定されていると考えられます。20代の年収は約300万円なので、年収300万あれば審査通過の条件を十分満たしていると言えるでしょう。
※平均年収.jpの20代年収情報を参考
しかし、年収300万円未満だから審査に通過できないわけではありません。本人収入が年収250万円でも、世帯年収(奥さまや旦那さまの年収合計)があり、安定した生活ができていれば審査に通る可能性は十分にあります。
信用力があること
エムアイカードプラスゴールドの審査では「カード料金を毎月きちんと返済できる」という返済力が重視されます。カード申込者の信用力は、個人信用情報機関に記録されている「信用情報」を元に調査します。
エムアイカードプラスゴールドの会員規約には、入会審査で「CIC」と「JICC(日本信用情報機構)」信用情報を調査すると記載があります。また、信用情報のうち「過去5年間の支払い履歴が審査対象」と明記されています。
つまり、過去5年間にカード料金の延滞履歴がある方、ローンの返済遅れがある方は審査に通りにくいということです。ただし、料金の支払い遅れが2ヶ月未満の短期延滞だと、審査にはあまり影響しません。2ヶ月以上の長期延滞があると「支払いが困難」と判断され、審査に通りにくくなります。
自宅と勤務先に電話連絡可能であること
エムアイカードプラスゴールドの申し込み資格には「自宅と勤務先に電話連絡可能であること」と記載があります。エムアイカードプラスゴールドを申し込むと、カード会社がカード申込者に電話をかける「在籍確認」が行われます。
自宅(固定電話や携帯電話)または勤務先に在籍確認の電話が繋がらない場合、申し込み資格を満たしていないと見なされ、審査に落ちる可能性があります。カード申込後は知らない電話番号から電話がかかってきたとき必ず電話に出るようにしましょう。
専業主婦や学生など、自身の勤務先がない場合は勤務先(職場)への在籍確認は行われません。勤務先への在籍確認は、会社員の方など働いている方のみ行われます。
18歳以上の年齢であること
エムアイカードプラスゴールドは満18歳以上(高校生不可)の方のみ申し込みできるゴールドカードです。18歳未満の方はカードを申し込んでも審査に通らず、家族カードの発行もできません。
また、クレジットカードは年齢が若いほど審査に通りやすく、年齢を重ねると審査に通りにくくなります。18歳~40歳は審査に通りやすいですが、40歳を超えると審査に通りにくいです。
カード申込者の年齢 | 審査の通りやすさ |
---|---|
18歳~30歳 | 審査に通りやすい |
30歳~40歳 | 普通 |
40歳以上 | 審査に通りにくい |
40歳以上の方は審査で少し不利になるので、年収や過去のカード料金返済履歴(信用情報)が重視されます。安定した収入があり、毎月きちんとカード料金を返済していれば、40歳以上でも問題なく審査に通ります。
未成年者は親権者の同意が必要
未成年者(18歳~20歳)がエムアイカードプラスゴールドを申し込む場合、親権者の同意(親の同意)が必要です。親権者の同意は、カード会社からかかってくる本人確認の電話で確認します。
自宅や携帯電話に本人確認の電話がかかってきた場合、ご両親に電話を代わって「カード発行の許可を得ている」ことを伝えてもらいましょう。
エムアイカードプラスゴールドの審査難易度
審査が厳しいゴールドカードは申し込み資格に「年収○○円以上必要」や「25歳以上なら申し込み可能」と記載があります。しかし、エムアイカードプラスゴールドは年収制限の記載がなく、18歳以上なら申し込み可能なので、申し込みのハードルは低いと言えます。
当サイトが独自に行った調査では、エムアイカードプラスゴールドの審査通過率は約78%という結果になりました。他のゴールドカードと比べると、エムアイカードプラスゴールドは審査通過率が比較的高いと言えます。
また、エムアイカードプラスゴールドは百貨店(三越伊勢丹グループ)が発行している流通系カードです。流通系カードは「百貨店の利用者を増やしたい」「百貨店をお得に利用してもらいたい」という意図で発行されているカードなので、銀行などが発行しているカードよりも審査に通りやすいと言われています。
職業別の審査難易度
エムアイカードプラスゴールドは会社員、学生、主婦など、さまざまな職業の方が申し込みできます。収入が安定している会社員、カード利用や百貨店利用が見込める学生は審査に通りやすいです。
対して、収入が安定していない自営業の方、アルバイトの方は少し審査に通りにくいです。
職業 | 審査の通りやすさ |
---|---|
会社員 | 審査に通りやすい |
学生 | 審査に通りやすい |
主婦(パート主婦・専業主婦) | 普通 |
自営業 | 少し審査に通りにくい |
アルバイト・フリーター | 少し審査に通りにくい |
学生の審査
エムアイカードプラスゴールドは満18歳以上の学生(高校生不可)なら申し込みできます。カード会社は年齢が若い学生の方にクレジットカードを発行して、百貨店を利用してもらいたいと考えているため、学生は審査に通りやすいです。
また、エムアイカードプラスゴールドはアルバイトをしていない学生でも申し込み可能です。アルバイトをしていない学生の方は、世帯収入(家族全体の収入)を元に審査が行われます。
アルバイトをしている学生でも申し込み時は職業の項目で「学生」を選択することで、学生のメリットを活かして審査に通りやすくなります。
専業主婦・パート主婦の審査
エムアイカードプラスゴールドは専業主婦・パート主婦の方でも申し込み可能です。専業主婦の方の申し込みでは旦那さまの収入を元に審査されるため、主婦本人に収入がなくても旦那さまの安定した収入があれば審査通過できます。
パート主婦の方の申し込みではパート収入+旦那さまの収入(世帯収入)を元に審査されます。主婦の方のパート収入も世帯収入として含まれるため、専業主婦の方よりも少し審査に通りやすいです。
会社員として働いている女性の方(夫婦共働き)の場合、本人収入+旦那さまの収入で世帯収入は多くなるため、パート主婦の方よりも審査に通りやすくなります。
審査期間・審査日数
エムアイカードプラスゴールドの審査結果は申し込み当日にわかります。最短即日発行に対応しているため、早ければ申し込みから30分程度で審査結果のメールが届きます。
近くに三越伊勢丹グループの百貨店がある場合、審査結果メールが届いたら当日にカードを受け取ることができ、すぐにカードを使える状態になります。
カードの郵送受け取りを希望する場合、申し込みから1週間程度で手元にカードが届きます。
土日でも審査・即日発行できる
エムアイカードプラスゴールドは土日でも審査を行っているので、休日の申し込みでも当日に審査結果がわかります。ただし、店頭受け取りを希望する場合、休日で百貨店が混み合っている可能性があるため、事前にインターネット申し込みしておくことをおすすめします。
「店頭受け取り希望」として事前にインターネットで申し込みしておけば、審査結果メールが届いたのを確認して三越伊勢丹グループのカードカウンターでカードを受け取るだけです。店頭でカード発行を待つ手間もかからず、店頭申し込みよりも早く審査結果がわかります。
エムアイカードプラスゴールドの審査に落ちる原因
エムアイカードプラスゴールドの審査に落ちる原因は、下記いずれかの可能性が高いです。カード会社に問い合わせても審査に落ちた理由は教えてくれません。
- 収入が安定していない
- 在籍確認・本人確認の電話に出なかった
- 過去にカード料金の支払い遅れがあった
収入が安定していない
自営業の方、アルバイトの方など収入が安定していない職業の方は、総合的な判断により審査に落ちた可能性があります。また、会社員として働いていても収入が少ないなどの理由で審査に落ちる場合があります。
会社員の方であれば年収300万円以上が審査通過の目安です。自営業の方は会社員よりも収入が安定していないと判断されるので、年収350万円が審査通過の目安となります。
カード申し込み時の年収は手取り収入ではなく税金や保険料が引かれる前の年収を記入します。エムアイカードプラスゴールドを再度申し込みするのであれば、申し込み画面で年収が正しく記入されているか確認しましょう。
過去にカード料金の支払い遅れがあった
過去にカード料金やローン料金の支払い遅れがあると、信用情報が傷ついてクレジットカード審査に通りにくくなります。エムアイカードプラスゴールドは過去5年間の信用情報を審査しているため、過去5年間に返済遅れがあった方は信用情報が原因で審査に落ちた可能性が高いです。
傷ついた信用情報を回復させるには、クレジットカードを利用して「良い返済履歴」を残すしかありません。エムアイカードプラスゴールドの審査に落ちた方は、他のクレジットカードを発行して良い返済履歴(クレジットヒストリー)を残しましょう。
在籍確認・本人確認の電話に出なかった
エムアイカードプラスゴールドは勤務先に電話がかかってくる「在籍確認」や、携帯電話や自宅に電話がかかってくる「本人確認」が行われます。カード会社からの電話に出ないと「電話番号が間違っている」と思われたり、「本人確認ができない」という理由で審査に落ちたりします。
カード会社からの電話はかかってこない場合もありますが、申し込みから数日後に審査結果連絡が来た場合は「何度か電話したけれど電話が繋がらなかった」という可能性が高いです。
審査落ちしてすぐにエムアイカードプラスゴールドを再度申し込みしても、また審査に落ちる可能性が高いので、6ヶ月ほど待ってから再度申し込みしてみましょう。