LINE Payは「オリコカード・ザ・ポイント」などのクレジットカードを発行する株式会社オリエントコーポレーションと提携して、LINE PayのVISAクレジットカードを発行することを発表しました。LINE Pay VISAクレジットカードの発行開始日は未定ですが、ポイント還元率や年会費など一部の情報は発表されています。
ここでは、LINE PayのVISAクレジットカードについて紹介します。
カードを発行した初年度はポイント還元率3%
LINE PayのVISAクレジットカードは、カードを発行した初年度のカード利用でポイント還元率3%の高還元率カードです。クレジットカードのポイント還元率は0.5%~1%が一般的な中、ポイント還元率3%は今までにない高還元率です。
2年目以降のポイント還元率について、2019年7月現在は発表されていません。しかし、LINEが発行しているプリペイドカード「LINE Payカード」が発表された際にはポイント還元率2%となっていたことから、2年目以降もポイント高還元率が期待できそうです。
年会費
LINE PayのVISAクレジットカードの年会費は初年度年会費無料、2年目以降は年に1度でもカード利用があれば年会費無料です。2年目以降、年1回もカード利用がなかった場合には年会費1,250円(税別)がかかります。
LINE PayのVISAクレジットカードはポイント還元率が高いため、メインカードとして使用する方が多くなることが予想されます。そうなると年1回のカード利用という条件は簡単に満たせるため、実質年会費無料と言って良いでしょう。
国際ブランド
LINE PayのVISAクレジットカードの国際ブランドはVISAのみとなっています。JCBやMastercardの国際ブランドは現在のところ未発表です。
LINE Payと連携が必須
LINE PayのVISAクレジットカードは、スマートフォンアプリのLINE上のLINE Pay機能と提携が必須となっています。スマートフォンにLINEのアプリが入っていればLINE Payの機能を利用できるため、クレジットカードとLINE Payの提携の手間はほとんどかからないと言って良いでしょう。
支払い時にLINEに支払い通知
LINE Payのクレジットカードで支払いをすると、LINEに支払い通知が届きます。LINEに支払い通知が届くことで、万が一クレジットカードの不正利用が起こった際にもすぐ対応できます。また、通知が届くとLINEアプリ上で過去の支払いを確認することもできるのでLINEならではの機能となっています。
2020年の東京オリンピックデザインを発行
LINE PayのVISAクレジットカードは2020年の東京オリンピックデザインカードを発行予定です。右上に東京オリンピックのロゴが描かれており、シンプルでかっこいいデザインです。LINE PayのVISAクレジットカードは赤いデザインが公表されており、日本の国旗(日の丸)をイメージして作られたと公式で発表されています。デザインはイメージ画像となっているようですが、発表されているデザインでも利用したいと思わせてくれます。
オリンピック限定スペシャルデザインは2019年8月に先行予約を予定しているので、手に入れたい方は情報をチェックしておきましょう。
スマートフォン決済にも利用可能
LINEの公式サイトでは、LINE PayのVISAクレジットカードをスマートフォン決済に利用可能と公表されています。詳細は不明ですが、恐らくApple PayやPayPay(ペイペイ)、楽天PayなどにLINE PayのVISAクレジットカードを支払い用カードとして設定できるということだと思われます。
カード発行開始の時期
LINE PayのVISAクレジットカードの発行開始時期は現在のところ発表されていません。しかし、東京オリンピックのデザインカードが発行されること、そして2019年8月にオリンピックデザインカードが先行予約できることから、2019年8月~2020年の前半までに発行開始されるのではないかと予想されます。