転職直後はクレジットカード審査に通りにくい

転職して新しい勤務先での勤続年数が6ヶ月未満だとクレジットカード審査に通りにくいです。勤続年数が短いとカード申込者の収入が安定していないとカード会社が判断するためです。

ここでは、転職後や勤続年数ごとのクレジットカード審査について解説し、転職するときはどのタイミングでクレジットカードを申し込むのが良いか解説します。

勤続年数は長い方が審査に通りやすい

勤続年数は長い方がクレジットカード審査に通りやすいため、転職したばかりだと審査に通りにくいです。勤続年数が長いと毎月の安定した収入があって、クレジットカード料金の返済が延滞する可能性が低いから審査に通りやすいです。勤続年数が短いと今後も安定した収入があるかカード会社は判断できず、審査落ちになる可能性が高くなります。

また、勤続年数が長いと役職などが付き年収が多くなる傾向があるため、返済能力が高いと判断されて審査に通りやすくなります。対して、転職したばかりは給料の支給額が低くなりやすいため、審査に通りにくいです。

  • 勤続年数が長い:収入が安定していて年収が多いので審査に通りやすい
  • 勤続年数が短い:収入が安定せず年収が低くなりやすいので審査に通りにくい

勤続年数が短くてもクレジットカード審査に通る可能性はありますが、基本的に審査で不利になると考えておきましょう。

転職前のクレジットカード審査

審査に通りやすい転職前にクレジットカードを作るのがおすすめです。転職前は勤続年数が長くて審査に通りやすいタイミングとなっています。また、カード会社はカード申込者が転職するという情報を得られないため、通常の会社員と同じように審査されます。

ただし、退職直前にクレジットカードを申し込むのはやめておきましょう。クレジットカードを申し込むと勤務先に在籍確認の電話がかかってくる可能性があり、カード申込者が会社に在籍していないことがわかると審査に落ちる可能性が高いです。クレジットカードの審査は2週間~1ヶ月で完了するのが一般的なので、退職の1ヶ月前にはクレジットカードを申し込んでおきましょう。

転職活動中のクレジットカード審査

転職活動中はクレジットカード審査に通りにくい時期です。一時的に無職の扱いとなり、申し込み時の職業欄で選択する項目に困ってしまいます。転職活動中は「自営業」「自由業」という扱いになるのが一般的ですが、どちらの職業もクレジットカード審査に通りにくいと言われています。そのため、転職活動中はクレジットカードを申し込まず、転職先の会社が決まってから申し込むことをおすすめします。転職活動中でも審査に通る可能性はあるので、急ぎでクレジットカードが必要な場合は一度申し込んでみて審査結果を確認してみるのも良いでしょう。

転職するのであれば、あらかじめ転職先の会社を決めておくのが良いです。転職先が決まっていれば転職後にすぐクレジットカードを申し込むことができます。

転職後のクレジットカード審査

転職後のクレジットカード審査は、転職してからどれくらい期間が経ったかが重要です。転職直後は勤続年数が短いので審査に通りにくく、転職して数ヶ月以上経過しているのであれば審査に通りやすいです。

転職直後

転職直後のクレジットカードを申し込むと、勤続年数が短いので審査に通りにくいです。転職したばかりだと申し込み時に記入する年収も見込み年収となってしまうため、申請された年収もあまり審査の参考にされません。また、勤務先の変更と共に引っ越しなどをした場合は自宅の居住年数も短くなっているため、総合的に見て審査で不利な状態です。

また、転職をするという行為自体がカード会社に悪い印象を与えてしまいます。カード会社は「転職したばかりですぐ会社を辞めてしまうのでは?」「今後も転職して収入が安定しないのでは?」と思われてしまうため、転職直後のクレジットカード申し込みは審査に通りにくいです。

転職後6ヶ月

転職して6ヶ月が経過すれば、クレジットカード審査に通りやすくなります。6ヶ月間は同じ会社に務めているということは、すぐに仕事を辞めてしまう可能性が減って収入が安定しているからです。転職後にクレジットカードを申し込むのであれば、転職後6ヶ月経過してから申し込むのが良いでしょう。

転職後1年

転職後1年が経過していると、クレジットカード審査に良い影響を与えるため審査に通りやすいです。1年勤務していれば入社直後と違って役職が付いていたり、昇給していたりする可能性があるからです。転職後1年以上が経過していれば勤続年数が原因でクレジットカード審査に落ちる可能性は低くなります。

新社会人は審査に通りやすい

転職後はクレジットカード審査に通りにくいですが、新社会人の場合は審査に通りやすいです。新社会人は年齢が若く、初めてクレジットカードを作ったり今後も同じクレジットカードを使ってくれたりするため、審査で有利になります。10代~20代の新社会人の場合は、入社直後でも審査に通りやすいのでカードを申し込んでみましょう。

また、30代~40代で転職するとクレジットカード審査はかなり厳しくなりますが、10代~20代の転職であれば審査にそれほど影響しません。仕事が合っていなかった、会社の待遇が悪かったなどの理由で若いうちに転職する人は多く、カード会社も若い人は転職機会が多いことを知っているからです。

転職先ごとのクレジットカード審査

転職先によってクレジットカード審査の通りやすさは違います。転職先が大手企業だったり、正社員として雇用されたりしていれば返済能力が高いと判断されて審査に通りやすいです。対して、中小企業やベンチャー企業など会社自体の経営が不安定だった場合は審査に通りにくくなります。

大手企業・正社員

転職先で正社員として雇用されるのであれば、クレジットカード審査に通りやすいです。会社の規模としては社員数が100人以上、会社の資本金が1億円以上であれば会社の経営が安定していると判断されて審査に通りやすくなります。また、転職先の会社が大手自動車メーカーだったり、銀行だったり知名度のある会社であれば審査で有利になります。

派遣社員や契約社員として働く場合は、正社員よりも若干審査に通りにくいです。契約社員や派遣社員は派遣切りのリスクがあり、収入が安定していないと見なされるからです。

中小企業・ベンチャー企業

転職先が中小企業・ベンチャー企業の場合は多少審査に通りにくいです。会社の規模が小さかったり、会社の設立年数が短かったりすると会社が倒産する可能性があり、申込者の収入が安定しないためです。会社の規模が30人未満だったり、会社の設立年数が3年未満だったりする場合は審査に落ちる原因になる可能性もあります。

個人事業主

個人事業主は収入が安定しないためクレジットカード審査に通りにくいです。会社を辞めて個人事業主になる場合、会社務めの間にクレジットカードを申し込んでおくことをおすすめします。

個人事業主といっても、デザイナー、カメラマン、酪農家など業種はさまざまです。個人事業主は仕事の内容がカード会社に伝わりにくいというのも審査に通りにくい理由の1つとなっています。会社員であれば会社のホームページなどで業務内容がわかりますが、個人事業主は何の仕事をしてどのように収入を得ているのか不透明なため、審査に通りにくくなっています。

個人事業主の場合は、個人事業主として働き始めてから1年間が経過していたとしても審査に通らない可能性もあります。一般の会社員の方よりも勤続年数や年収が必要になるため、ある程度審査に自信があればクレジットカード申し込んでみましょう。個人事業主の審査については「個人事業主・自営業のクレジットカード審査」のページで詳しく解説しています。

転職したらカード会社に勤務先変更の連絡する

勤務先が変更になった場合、クレジットカードの登録内容で勤務先を変更する手続きが必要です。勤務先が変更になってから1ヶ月以内にカード会社へ連絡しましょう。勤務先の変更手続きはインターネット、もしくはカード会社への電話で手続き可能です。インターネットから変更手続きを行う場合、カード会員専用サイトにログインして「登録内容の変更」から手続きを行います。電話で変更手続きする場合はカード会社に電話をして、電話口で変更手続きを行います。

カード会社によっては電話で登録内容の変更を受け付けていない場合があります。その場合、登録内容を変更するための書類が送られてくるので、変更する内容を記入してカード会社に返送することで手続きが完了します。

基本的に勤務先を変更しても審査はない

勤務先の変更手続きを行っても、クレジットカードの再審査が行われることはほとんどありません。勤務先が変更になったからと言って、急に返済能力がなくなるわけではないからです。

ただし、クレジットカードを利用していると途上与信が行われます。途上与信とはクレジットカード利用者に返済能力があるか定期的にチェックを行うことで、返済遅れなどが頻繁に起こるようであればクレジットカード利用停止になる場合があります。これは転職に関わらず、常にカード会社が行っていることなので返済遅れが起こらないよう十分注意しましょう。

勤務先変更で在籍確認の電話連絡はない

すでにクレジットカードを持っている方の勤務先が変更になっても、新しい勤務先に在籍確認の電話が行われることはほとんどありません。クレジットカード申し込み時に行われる在籍確認は、カード申込者に返済能力があるか確認するために行う作業です。クレジットカード新規発行時はしっかりと審査が行われますが、すでにクレジットカードを持っている方の勤務先が変更されたからと言ってカード会社が毎回在籍確認を行うことはありません。

勤務先が変更になっても同じカードを使い続けられる

勤務先が変更になっても、クレジットカードの表面に記載されている有効期限が切れるまでは同じカードを使い続けられます。勤務先が変わってカード登録内容が変更になったからと言って、カード番号が変わったり新しいクレジットカードが発行されたりすることはありません。

ただし、クレジットカードの有効期限が切れたタイミングで、新しいカードを発行するための更新審査が行われます。更新審査が行われるタイミングで転職先の情報などを調査される可能性があるため、カード更新前には必ず転職先の勤務先に登録内容を変更する手続きを行っておきましょう。