大学生でもクレジットカードは作れる!カード審査や選び方を解説

大学生で初めてクレジットカードを作る場合、クレジットカードの作り方や審査などわからないことも多いと思います。ここでは、学生がクレジットカードを作るときに疑問を解決するため、下記の項目を解説していきます。

  • 学生がクレジットカードを作る手順
  • 学生のクレジットカード審査
  • 学生がクレジットカードを選ぶポイント
  • 学生におすすめのクレジットカード
  • 学生で海外旅行や留学に行く場合のクレジットカードの選び方
  • 学生の疑問を解決するクレジットカードQ&A

大学生でもクレジットカードは作れる

クレジットカードは高校を卒業した18歳以上なら申し込み可能です。大学生、短大生、専門学校生の方はクレジットカードを作れます。

ただし、クレジットカードの審査において予備校生は学生として扱われないため、収入があればフリーターとして申し込み可能です。

学生種別 申し込み
大学生 申し込み可能
短大生 申し込み可能
大学院生 申し込み可能
専門学校生 申し込み可能
高校生 原則として申し込み不可
予備校生 収入があれば申し込み可能

学生がクレジットカードを作るための条件

学生がクレジットカードを作るための条件は、「18歳以上であること」と「学校に在学していること」「クレジットカードの審査に通過すること」です。

  • 18歳以上であること
  • 学校に在学していること
  • クレジットカードの審査に通過すること
  • 学生なら収入はなくても良い

すべてのクレジットカードは、申し込み条件として「18歳以上であること」を条件としています。18歳未満の方はクレジットカード利用料金を返済できない可能性があるからです。

学生がクレジットカードを作る条件として学校に在学していることです。休学中や停学中でも学校に籍をおいているため、在学と見なされます。

また、クレジットカードを申し込むと必ずカード会社が審査を行います。通常は申込者の収入や返済能力をカード会社が審査しますが、学生の場合は収入がなくてもでも申し込みできるカードもあります。学生は審査基準が通常と異なり、「学校に通っていること」は「学校に通えるだけの経済力があること」だとカード会社が判断します。

学生がクレジットカードを作るときに必要なもの

学生がクレジットカードを作るときは、下記を準備しましょう。

  • 銀行口座
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 親権者の同意(未成年の場合)

銀行口座はクレジットカード料金の引き落としのため必ず必要です。銀行口座は大手銀行口座、地方銀行口座、ゆうちょ銀行口座など、基本的にどのような口座でも引き落としに対応しています。

本人確認書類は申し込み時に写真をアップロードしたり、カード受け取り時の確認書類として提示したりします。クレジットカードは本人限定受取郵便として郵送されるので、「本人だと確認できる書類」として必要となります。大学などの学生証は本人確認書類として使えないので注意しましょう。

本人確認書類

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民票の写し
  • マイナンバーカード(個人番号カード)

カード会社によっては、顔写真が付いていない本人確認書類1点だけだと本人確認ができない場合があるため、運転免許証を用意するのが一番良いです。運転免許証を持っていない方は、上記の書類1点に加えて公共料金の領収書を用意しておくか、マイナンバーカードを発行すると良いでしょう。

未成年の方(18歳~19歳)がクレジットカードを申し込む場合、必ず親権者(ご両親)の同意が必要です。クレジットカードを申し込む前にご両親に許可を取っておきましょう。カード会社は本人確認の電話でご両親の許可を確認するか、「親権者の同意書」という確認書類を郵送で送ってくださいと連絡してきます。

親に内緒でクレジットカードを作れますか?

未成年は親の同意が必ず必要なので、親に内緒でクレジットカードを作れません。20歳以上の学生ならご両親の許可がなくてもクレジットカードは作れます。

ただし、クレジットカードは申込者の住所に郵送で送られてきます。そのため、実家に住んでいる方はクレジットカードが届いたタイミングでご両親にバレてしまう可能性はあります。

クレジットカードが送られてくる本人限定受取郵便は、8時~21時の間で時間指定ができます。また、土日も配送可能なのでご両親がいないときに届けてもらうと良いでしょう。

クレジットカードを作る手順

クレジットカードは下記の手順で作れます。銀行の窓口や百貨店の店頭などで作るよりもインターネットで申し込んだ方が入会キャンペーンは優遇されるため、インターネット申し込みをおすすめします。

  • 必要なものを準備する
  • インターネットで申し込みページを開く
  • 必要事項を記入する
  • 引き落とし口座を登録する
  • カード会社で審査が行われる
  • 郵送でクレジットカードが届く
  • クレジットカードが届いたらすぐに使えます

カード会社によっては、引き落とし口座は申し込み画面で入力しない場合があります。引き落とし口座を設定しなかった場合、クレジットカードが郵送で届いたときに「引き落とし口座の登録用紙」が一緒に入っているので、登録用紙を確認して引き落とし口座を登録しましょう。

なぜ学生でもクレジットカード作れるの?

なぜ収入がない学生でもクレジットカードを作れるかというと、カード会社がカード会員を増やしたいと思っているからです。学生にクレジットカードを発行すれば、10年、20年とずっと使ってくれる可能性があります。

また、大卒の方は高卒の方よりも年収が約120万円多いという統計データがあります。カード会社は学生に対してクレジットカードを発行すれば、将来的に安定した収入がある人が顧客になってくれるという信用があり、カードを発行しています。

カード会社はクレジットカードの利用者が増えると、コンビニや百貨店などの加盟店から支払われる加盟店手数料によって利益を得られます。最近は年会費無料のクレジットカードでも様々な特典が付いていますが、これはカード会員を増やすための戦略です。カード利用者にとってデメリットはないので、安心して申し込みましょう

学生でもクレジットカードは必要?

クレジットカードは下記のような理由から、学生のうちに作った方が良いです。

学生がクレジットカードを作るメリット

  • クレジットカードのポイントが貯まるのでお得
  • ネットショッピングの支払いが楽になる
  • 銀行ATMを利用する機会が減る
  • 学生は社会人よりも審査に通りやすい
  • 社会的な信用が高まる
  • 現金を持ち歩くよりも安全

クレジットカードはポイントが貯まるので現金よりもお得です。通常は支払い金額の0.5%~1%がポイントとして還元され、学生でも普段からクレジットカードで支払いをしていれば年間10,000円相当のポイントを貯めることも可能です。また、銀行ATMを利用する機会が減るので、ATM利用手数料も節約できます。

また、ネットショッピングの支払いに登録しておくことで、スムーズに買い物できます。近年では音楽配信サービスや動画配信サービスなど、支払いがクレジットカードのみとなっているサービスも多いです。

学生は社会人よりも審査に通りやすいです。社会人になってクレジットカードを作れないと悩んでいる人も多いので、1枚は作っておくと良いでしょう。また、クレジットカードの利用履歴は「個人信用情報機関」という機関に記録されるので、社会的信用が高まって将来的に住宅ローンや自動車ローンの審査に通りやすくなります。

クレジットカードを初めて作るときに気になるのが「カードの不正利用」です。カードの不正利用が起きたときは、すぐカード会社に連絡すれば全額保証してくれるので、クレジットカードは現金を持ち歩くよりも安全です。

学生のクレジットカード保有率は?

学生のクレジットカード保有率は約50%です。様々なカード会社が調査したデータがありますが、基本的に学生のうち2人に1人はクレジットカードを持っていると言われています。

日本政府のキャッシュレス化による影響も大きく、今後は学生のクレジットカード保有率は高くなると予想されます。

学生のクレジットカード審査

学生はクレジットカードの審査に通りやすいですが、必ず審査に通るとは限りません。クレジットカードによっては審査が厳しかったり、学生を審査対象にしていないカードがあったりするからです。

学生は審査に通りやすいカードを選ぼう

基本的に学生はクレジットカード審査に通りやすいですが、それは学生でも作れるクレジットカードを申し込んだ場合です。「学生不可」としているクレジットカードや「安定した収入が必要」としているクレジットカードでは審査に通りません。

まず、審査に通りやすいクレジットカードは年会費無料のクレジットカードです。「カード会員を増やしたい」と考えているカード会社はクレジットカードを年会費無料にして、申込者の幅を広げています。

また、カード会社によっては学生だけが申し込める「学生専用カード」を発行しています。学生専用カードは学生向けに審査基準を設定しているため、学生でも審査に通りやすいです。

学生の収入は審査に影響する?

まず、アルバイトをしていない学生の方は、収入0円でもクレジットカードの審査は通ります。アルバイトをしている学生の方は収入があるので少しだけ審査に有利ですが、学生の申し込みでは収入はあまり審査に影響しません。

なぜなら、学生の収入は審査で重要視されないからです。学生に収入があったとしても、今後もその収入が続くわけではなく、安定した収入と見なされません。

アルバイトをしていない学生の方でも、審査のことは気にせず申し込んで大丈夫です。

学生の利用限度額は低く設定される

利用限度額(ショッピング枠)とは、クレジットカードの支払いが完了するまでに買い物で使える合計金額の上限のことです。基本的にクレジットカードは翌月支払いなので、1ヶ月~2ヶ月間に使える金額ということになります。

学生は社会人に比べて収入が少ないため、利用限度額が低く設定されます。利用限度額10万円~30万円に設定されることがほとんどです。

利用限度額はクレジットカードの保有期間が長かったり、毎月の利用金額が多かったりすると自動的に増えます。また、カード会社に利用限度額の増枠申請することで増枠審査が行われ、審査に通れば利用限度額は増えます。

審査では本人確認や在籍確認の電話が行われる

本人確認とは、カード会社が申込者の電話番号に電話をかけて申込者の電話番号が正しいか確認する作業のことです。

在籍確認とは、カード会社が申込者の勤務先(アルバイト先)に電話をかけて、本当に申込者が働いているか確認する作業のことです。学生でアルバイトをしている方のみ、在籍確認の電話がかかってくる可能性があります。

  • 本人確認:申込者の電話番号に電話をかけること
  • 在籍確認:申込者の勤務先に電話をかけること

しかし、実際に本人確認や在籍確認の電話がかかってくる可能性は20%~30%程度です。申し込み内容に不備があったり、カード会社が審査に通すか迷ったりしているときに電話をかける場合が多いです。

学生で未成年の方に対しては、親の同意を確認するために本人確認の電話をかけてくる場合もあります。電話で「ご両親の同意を確認したいです」と言われた場合、ご両親に電話を代わってクレジットカード申し込みに同意していることを確認します。

審査期間は1週間~2週間程度

一般的にクレジットカードの審査は1週間~2週間程度です。審査期間が長いと感じる方もいると思いますが、カード会社はお金を貸すリスクがあるので慎重に審査を行います。

審査に通過してクレジットカードが発行されれば、郵送で1週間後くらいにカードが届きます。申し込みからクレジットカードが届くまで2週間~3週間と想定しておけば良いです。

一部のカードは即日発行できる

一部のクレジットカードは、当日にクレジットカードが発行される即日発行に対応しています。学生で即日発行できるクレジットカードは「エポスカード」や「PARCOカード」があります。

即日審査が行われますが、クレジットカードを受け取りできる店舗が自宅の近くにないと当日受け取りできません。即日発行を希望する場合、近くにカード受け取り店舗があるか確認してから申し込みましょう。

学生がクレジットカード審査に落ちる理由

学生がクレジットカードの審査に落ちる理由として、下記のような点が挙げられます。

  • 携帯電話料金を延滞したことがある
  • クレジットカード料金を延滞したことがある
  • 同時に複数のクレジットカードを申し込んだ
  • キャッシング枠を申し込んだ

携帯電話料金のうち、携帯電話の本体代金を分割して支払う「割賦支払い」を延滞するとクレジットカードの審査に通りにくくなります。携帯電話の本体代金は分割払いの支払いになっており、クレジットカードやローンの延滞と同じ扱いになります。同じく、以前クレジットカード料金を延滞したことがある方も審査に通りにくいです。

これは、クレジットカードの利用履歴が「個人信用情報機関」という機関に「信用情報」という記録が保管されているからです。延滞を起こしてしまうとブラックリストと呼ばれる状態になり、審査落ちの原因になります。

同時に複数のクレジットカードを申し込んだ方も、申し込み履歴が信用情報として記録されます。カードの複数申し込みは、カード会社に「いくつもカードを作って悪用するのでは?」と思われてしまって審査に通りにくくなります。

また、クレジットカードのキャッシング枠を申し込んだ場合も審査が少し難しくなります。キャッシングは現金を貸す機能なので、カード会社がリスクを考えて審査に落としてしまう場合があります。

学生がキャッシング枠を希望した場合の審査

キャッシングはATMで現金を引き出せる機能です。収入がない学生はキャッシング枠を申し込めません。キャッシングは総量規制という法律で年収の3分の1までしか付けてはいけないと決まっているからです。

海外旅行に行く方は「海外キャッシング」を利用するためにキャッシング枠を申し込みたいと思うかもしれません。しかし、法律で決まっている以上、収入がない学生ではキャッシングは使えません。

学生がクレジットカード選ぶポイント

学生は下記のポイントを踏まえてクレジットカードを選びましょう。

年会費無料のカードを選ぶ
ポイント還元率が高いカードを選ぶ
自分が使える優待特典付きのカードを選ぶ
国際ブランド「VISA」「Mastercard」のカードを選ぶ
一括払いできるクレジットカードを選ぶ

年会費無料のカードを選ぶ

クレジットカードは年会費無料と年会費有料のカードがあり、年会費無料のクレジットカードなら一切費用をかけずに作れます。また、年会費無料のクレジットカードは学生でも審査に通りやすいカードが多いです。

将来、2枚目や3枚目のカードがほしくなったときでも、1枚目が年会費無料のクレジットカードなら解約せずに持ち続けられるというメリットもあります。

ポイント還元率が高いカードを選ぶ

クレジットカードは利用金額に応じてポイントが貯まります。ポイントが還元される割合を示す「ポイント還元率」が高いほどポイントが貯まりやすいです。

一般的にクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1%です。ポイント還元率1%のカードはポイント還元率0.5%のカードよりもポイントが2倍貯まりやすいので、ポイント還元率1%のクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

自分が使える優待特典付きのカードを選ぶ

クレジットカードには、加盟店で割引になったりポイントが貯まりやすかったりする優待特典が付いています。たとえば、カラオケ料金が10%割引になったり、ファミレスや居酒屋などの飲食店で10%になったりする特典があります。

優待特典の例

  • イオンカード:毎月20日・30日にイオンで5%割引
  • 楽天カード:楽天市場でポイント還元率3%以上
  • エポスカード:加盟店カラオケで20%~30%割引

自分が普段利用するお店でお得になるクレジットカードを選ぶことで、普段から割引やポイント還元の特典が得られます。

国際ブランド「VISA」「Mastercard」のカードを選ぶ

クレジットカードを作るとき、国際ブランドを1つだけ選べます。学生の方は初めてクレジットカードを作る方も多いと思うので、クレジットカード決済に対応しているお店(加盟店)が多い「VISA」か「Mastercard」を選ぶと良いです。

また、「VISA」と「Mastercard」は世界的に支払いに対応しているお店が多いので、海外旅行にいくときも支払いに困りません。

日本で代表的な国際ブランドとして「JCB」がありますが、国内・海外ともに「VISA」「Mastercard」に比べると支払いできるお店が少ないです。

一括払いできるクレジットカードを選ぶ

クレジットカードは基本的に一括払いで支払います。一括払いは手数料などがかからず、デメリットがありません。

一部のクレジットカードはリボ払いしかできない「リボ払い専用カード」があります。リボ払い専用カードで支払うと、一括払いしても強制的にリボ払いになってしまい、金利手数料がかかります。クレジットカードを作るときは、リボ払い専用カードではないことを確認して申し込みましょう。

学生におすすめのクレジットカード

学生におすすめのクレジットカードを紹介します。

イオンカード

イオンカードは18歳以上なら申し込み可能なクレジットカードです。原則として高校生は申し込み不可ですが、卒業年度の1月1日以降なら高校生でも申し込み可能です。また、申し込み資格には収入に関する条件がないため、学生でも作れます。

イオンカードは年会費無料で作れるので、近くにイオングループのお店があれば作っておいて損はありません。ポイント還元率は0.5%と低めですが、イオングループで毎月20日・30日は5%割引になる特典が付いています。また、映画館「イオンシネマ」では、イオンカードで支払うだけでチケット購入代金が300円割引になります。

楽天カード

楽天カードは年会費無料でポイント還元率1%のポイント高還元率クレジットカードです。楽天市場を利用しない方でもポイントが貯めやすいので、誰にでもおすすめできるカードとなっています。

また、18歳~28歳の学生限定で申し込みできる楽天カードアカデミーというクレジットカードもあります。楽天カードアカデミーは楽天ブックスや楽天トラベルで楽天カードよりもポイントが貯めやすい特徴があります。

三井住友VISAデビュープラスカード

三井住友VISAデビュープラスカードは、18歳~25歳の学生だけが作れるクレジットカードです。初年度年会費無料ですが、2年目以降は通常1,250円の年会費がかかります。ただし、年に1回でもカード利用があれば年会費無料になります。

三井住友VISAデビュープラスカードは、学生の期間が終わると通常の三井住友VISAカードに自動的に切り替わります。三井住友VISAカードになると年会費が毎年かかってしまうので、学生の期間だけ使いたい方におすすめです。

海外旅行や留学で使うためのクレジットカード選び

海外旅行や留学でクレジットカードが必要な方は、海外旅行向けクレジットカードを選ぶ必要があります。特に学生の方は初めて海外に行く方も多いと思うので、海外旅行で支払いができるクレジットカードを選びましょう。

また、海外旅行ではクレジットカードが必須です。国によっては入国手続きがクレジットカード支払いのみ対応だったり、ホテル予約にクレジットカードが必要だったりするためです。クレジットカードがないと、ホテル予約でデポジット(保証金)が宿泊代金の5倍ほどの必要になることもあります。

海外はVISAとMastercardの加盟店が多い

海外はVISAとMastercardの加盟店が多く、どちらかの国際ブランドカードを1枚持っていきましょう。JCBは日本国内ではまだ加盟店が多いですが、海外ではJCBで支払いできるお店はかなり少なくなります。

カードは2枚以上持っていく

海外では、旅行中にクレジットカードが使えなくなる場合があります。今まで日本で使われていたクレジットカードが急に海外で使われたことにより、カード会社が利用を一時停止する場合があるからです。また、海外旅行中に利用限度額をオーバーしてしまい、支払いができなくなることもあります。

旅行中にクレジットカードが使えなくなる可能性を考え、少なくとも2枚はカードを持っていきましょう。

海外キャッシングできるカードを選ぼう

アルバイトで収入がある学生の方は、海外キャッシングに対応したクレジットカードを選びましょう。海外キャッシングとは、海外のATMで現地通貨を引き出せる機能です。

海外キャッシングは手数料がかかりますが、海外の空港や銀行で両替するよりも手数料は安いです。たとえば、ハワイの銀行で5万円を両替すると為替手数料が1,500円ほどかかりますが、クレジットカードのキャッシングなら手数料を1,000円以下に抑えられます。

キャッシングというとお金を借りる悪いイメージがありますが、海外旅行者の多くは手数料が安い海外キャッシングを使って現地通貨を引き出しています。日本に帰国してキャッシング料金を返済する必要があるので、それだけは忘れないようにしましょう。

海外旅行傷害保険付きのカードを選ぼう

海外旅行傷害保険とは、海外旅行中にケガや病気にあったときにカード会社が補償してくれる特典です。海外の医療費は高く、日本の医療費の3倍~5倍かかります。入院などしてしまうと、10万円~100万円必要になる場合もあります。

そのため、海外旅行にいくときは海外旅行保険に加入するのが一般的です。旅行会社が提供している旅行保険に加入することも可能ですが、1週間の保険加入で2,000円~3,000円かかります。

海外旅行傷害保険付きのクレジットカードがあれば、追加費用をかけずに保険が適用されます。クレジットカードの海外旅行傷害保険は、クレジットカードを持っているだけで適用される「自動付帯」と、旅行代金をクレジットカードで支払ったときに適用される「利用付帯」があります。

  • 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで保険が適用
  • 利用付帯:旅行代金をクレジットカードで支払うと保険が適用

海外旅行に行くなら、クレジットカードを持っているだけで保険が適用される海外旅行傷害保険が自動付帯しているクレジットカードをおすすめします。

学生がクレジットカードを作るときのQ&A

学生がクレジットカードを作るときの疑問を解決します。

クレジットカードを作るのにお金はかかりますか?

年会費無料のクレジットカードを作るなら、費用は一切かかりません。年会費有料のクレジットカードなら、年会費分の費用がかかります。

クレジットカードは発行手数料やカード郵送の送料もがかからないため、年会費無料のクレジットカードなら費用を心配せずに作れますあ。

どのクレジットカードでもネットショッピングに使えますか?

ショッピングサイトが国際ブランドの支払いに対応していれば支払いできます。ショッピングサイトによっては、特定の国際ブランドのみ支払いに対応している場合もあります。

できるだけ多くのお店の支払いできるクレジットカードを作りたいなら、国際ブランド「VISA」か「Mastercard」のカードを選びましょう。国内・海外問わず、支払いできるショッピングサイトは多いです。

マイルが貯まるクレジットカードを知りたい

マイルを貯めたい場合、ANAやJALなど航空会社が発行しているクレジットカードがおすすめです。航空会社のクレジットカードは、飛行機に乗ったときに貯まる「搭乗マイル」があるので、普通のクレジットカードよりもマイルが貯まりやすいです。

また、航空会社以外のクレジットカードでも、貯めたポイントをマイルに交換できるカードもあります。

学生はクレジットカードを何枚まで作れる?

クレジットカードを作れる枚数に上限はないため、何枚でも作れます。ただし、クレジットカードが多くなると管理が大変になり、不正利用があったとき気付きにくくなります。また、カード会社から「カードを持ちすぎていて怪しい」と疑われて、今後クレジットカードの審査に通りにくくなります。

学生の方であれば、多くても3枚~5枚くらいに抑えておいたほうが良いでしょう。

2枚目におすすめのクレジットカードは?

2枚目のクレジットカードなら、銀行が発行する銀行系クレジットカードがおすすめです。銀行のクレジットカードは社会人になると審査が難しいと言われているため、審査に通りやすい学生のうちに1枚作っておくと良いでしょう。銀行のクレジットカードを持っていると、社会的な信用力が上がります。

また、1枚目とは違う国際ブランドのカードを選ぶと、支払いできるお店も増えます。

親に反対されています。どうすればいいですか?

親にクレジットカードを作るのを反対されている方は、両親にクレジットカードのメリットとデメリットを説明して説得しましょう。学生にクレジットカードを持たせるのは心配という気持ちもわかりますが、若いうちにクレジットカードを作って金銭感覚を養うのも大切です。

ページ内で説明した「学生がクレジットカードを作るメリット」を親に伝えて、クレジットカードを持っておいた方が良いと話してみましょう。

親がブラックリストでもクレジットカードを作れますか?

過去にクレジットカードやローンの延滞をして、ご両親が俗に言う「ブラックリスト入り」の状態になっていると、子供(学生の方)の審査に影響する可能性があります。

学生がクレジットカードを申し込んだ場合、ご両親の経済能力を判断してカード会社は審査を行います。ご両親に過去の延滞によって必ずしも審査に落ちるわけではありませんが、少なからず影響を与えるため、申し込んでみない限り審査結果はわかりません。

一人暮らしでもクレジットカードを作れますか?

一人暮らしの方でも問題なくクレジットカードを作れます。ただし、一人暮らしで住民票の住所を移していない場合、免許証などの本人確認書類の住所が異なるため、現住所がわかる書類を用意しましょう。公共料金の利用明細票や賃貸物件の契約書など、カード申込者の名前と現住所が合っていればカード受け取り可能です。

また、未成年の方は電話で事前にご両親にクレジットカードを作ることを伝えておきましょう。カード会社からご両親に電話をかけてもらって、親権者の同意を確認してもらえます。

大学名や学部は審査に影響しますか?

通っている大学や学部はクレジットカードの審査に影響しません。偏差値が高い大学に通っていても、無名の大学に通っていても審査通過率は同じです。通っている大学でクレジットカードの返済能力は判断できないためです。

ETCカードはどうやって申し込みますか?

ETCカードはクレジットカードの申し込みのタイミングで同時に申し込めます。ただし、クレジットカードによってはETCカードの発行手数料や年会費がかかります。

クレジットカードによってはETCカード発行手数料無料・年会費無料のカードもあるので、ETCカード用にクレジットカードを作るのも1つの手段です。

締め日と支払日って何?

締め日はクレジットカードで支払った利用料金の合計を計算する期日です。支払日は締め日までに利用したクレジットカードの料金を支払う日のことです。

  • 締め日:カード利用料金の合計を計算する期日
  • 支払日:締め日までに使ったカード利用料金を支払う日

支払日に銀行口座にお金が入ってなかったらどうなる?

支払日に銀行口座にお金が入っていないと、クレジットカード料金の延滞になります。カード会社から「引き落とし口座に入金してください」というハガキが届くので入金しましょう。通常、銀行口座に入金すればカード会社が再度引き落としの処理をしてくれます。

延滞期間が2ヶ月以上になると、「支払いをお願いします」という電話がかかってきたり、督促状が送られてきたりします。それでも支払わないと裁判になり、強制的に財産を差し押さえられます。

インターネットと店頭どちらで申し込めばいい?

クレジットカードは銀行やお店の店頭で作るよりも、インターネットから入会した方が入会特典は優遇されます。銀行や店頭でも「入会ポイントがもらえます」と言われますが、インターネット申し込みの方が入会キャンペーンポイントは多く設定されています。

銀行や店頭のクレジットカード勧誘は、勧誘するのに人件費がかかっています。インターネットならカード会社はコストがかからないので、それだけ入会者にポイントで還元してくれます。

銀行のクレジットカードは銀行口座が必要?

銀行のクレジットカードを作る場合でも、カードを発行する銀行の口座を持っている必要はありません。たとえば、三井住友VISAカードを作るとき、ゆうちょ銀行を引き落とし口座として登録できます。

ゆうちょ銀行の口座しかないけどクレジットカードを作れますか?

ほとんどのクレジットカードはゆうちょ銀行からの口座引き落としに対応しています。ゆうちょ銀行の口座しか持っていなくても問題ありません。

カードを不正利用されないために気をつけることは?

クレジットカードの不正利用は、完全に防ぐ方法はありません。そのため、不正利用が起こってもすぐカード会社に対応してもらえるよう、毎月カード利用明細を確認することが大切です。

基本的に、不正利用から2ヶ月~3ヶ月以内にカード会社へ連絡すれば、カード会社が補償してくれる制度があります。

家族カードとは何ですか?

家族カードとは、クレジットカードを持っている方が家族に対して発行できるカードのことです。家族カードは普通のクレジットカードと同じように使えます。

ただし、カードごとに引き落とし口座を個別に設定できないなど、デメリットもあります。学生の方は家族カードではなく新規で発行することをおすすめします。

クレジットカード、デビットカード、キャッシュカードの違いは?

クレジットカードとは、カード会社が一時的に利用料金を肩代わりしてくれるカードです。デビットカードはカードと銀行口座が紐付けられていて、支払いのタイミングですぐに銀行口座からお金が引かれます。キャッシュカードは、銀行ATMなどでお金を引き出すためのカードです。

  • クレジットカード:カード会社がお金を一時的に支払ってくれる
  • デビットカード:カード支払いのタイミングで口座からお金が引かれる
  • キャッシュカード:銀行ATMでお金を引き出すためのカード