イオンカードのメリット・デメリット

イオンカードは年会費無料のクレジットカードなのに、割引やポイントが貯まりやすい特典があります。年会費無料な点は大前提として、イオンカードにどんなメリットがあるか紹介します。

イオンカードのメリット

  • 毎月20日・30日はイオングループで5%割引
  • イオングループでいつでもポイント2倍
  • 毎月10日はどこで支払ってもポイント2倍
  • ときめきポイントTOWNでネットショッピングのポイントアップ
  • イオンシネマでいつでも300円割引
  • 入会キャンペーンポイントがもらえる
  • WAONステーションでポイント交換が簡単
  • イオン銀行の金利上乗せがある
  • 好きな国際ブランドを選べる(VISA、Mastercard、JCB)

イオンカードのデメリット

  • 1,000ポイント貯めないとポイント交換できない
  • 毎月10日・20日はイオンが混む
  • ポイントが2種類ある
  • イオンゴールドカードの取得条件が厳しい
  • イオングループ以外ではポイントが貯まりにくい

イオンカードのメリット

ポイントや割引など、イオンカードのメリットを紹介します。

毎月20日・30日はイオングループで5%割引

毎月20日・30日はイオングループの支払いで5%割引になる「お客さま感謝デー」です。イオンカードを持っている方のみ、お客さま感謝デーの5%割引が適用されます。

イオンカードを作る最大のメリットはお客さま感謝デーの5%割引と言って良いくらいお得な特典です。クレジットカードの支払いで貯まるポイントは高くても1%程度なので、お客さま感謝デーはその約5倍お得です。

仮に毎月20日・30日に10,000円分の買い物をしたとすると、500円も割引される計算です。

イオングループでいつでもポイント2倍

イオンカードは通常お支払い200円ごとに1ポイント貯まりますが、イオングループの支払いならいつでもポイント2倍なので200円ごとに2ポイント貯まります。

クレジットカードの支払いでポイントが還元される割合「ポイント還元率」で表すと、ポイント還元率1%です。合計10,000円支払ったとすると100円相当のポイントが還元される計算です。

毎月10日はどこで支払ってもポイント2倍

イオンカードはイオングループ以外でも支払いできます。毎月10日はイオングループ以外のお支払いでもポイント2倍になります。

ときめきポイントTOWNでネットショッピングのポイントアップ

ときめきポイントTOWNは、イオンカード会員限定で使えるポイントアップサイトです。ときめきポイントTOWNを経由してネットショッピングすると、ポイント2倍以上になります。

ときめきポイントTOWNでポイントアップするサイトの例

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • じゃらん.net

イオンシネマのチケット購入で300円割引

イオンカードは映画館イオンシネマのチケット購入で300円割引になります。特定の日にチケットを購入する必要はなく、イオンシネマでチケット購入すればいつでも300円割引です。

入会キャンペーンポイントがもらえる

イオンカードは定期的に入会キャンペーンを行っています。入会キャンペーン中にイオンカードを申し込むと入会キャンペーンポイントがもらえます。

WAONステーションでポイント交換が簡単

クレジットカードのポイント交換は専用サイトで手続きが必要だったり、交換に時間がかかったりして面倒です。しかし、イオンカードならイオン内に設置されているWAONステーションですぐにポイント交換できます。

WAONステーションはタッチ操作なので機械が苦手な人でもポイント交換が簡単です。イオンカードは機械操作が苦手な方、高齢者の方でもポイント交換できるように配慮されています。

イオン銀行の金利上乗せがある

イオンカードの中で最もスタンダードな「イオンカードセレクト」には、イオン銀行のキャッシュカード機能が付いています。イオンカードセレクトはイオン銀行の普通預金金利の上乗せがあり、年最大0.12%になります。
※2019年4月より最大年0.15%(2019年3月31日までは最大0.12%)

通常、一般的な銀行の普通預金金利は0.001%~0.05%程度です。イオン銀行の普通預金金利は一般的な銀行の金利よりも高めに設定されているため、イオン銀行メインで使っている方なら絶対に利用したい特典です。

好きな国際ブランドを選べる(VISA、Mastercard、JCB)

クレジットカードによっては特定の国際ブランドしか選べない場合がありますが、イオンカードならVISA、Mastercard、JCBの国際ブランドから選べます。

自分が好きな国際ブランドを選べるのはイオンカードのメリットです。

イオンカードのデメリット

イオンカードを使っていて不便だと思うデメリットを紹介します。

1,000ポイント貯めないとポイント交換できない

イオンカードのポイント交換は1,000ポイントからです。300ポイントや500ポイント貯まった段階ではポイント交換できないので注意しましょう。

イオンカードはイオングループで毎月20日・30日の5%割引や、イオンシネマの300円割引など、割引の特典は優秀ですが、ポイントは少し貯まりにくいです。実際には割引でお得になっていても、ポイントが貯まらず交換ができないとお得感を実感しにくいです。

毎月10日・20日はイオンが混む

毎月10日・20日に5%割引になるお客さま感謝デーでは、イオンの店内に人が多くて混み合っています。イオンカードを持っている人は10日・20日にお買いものに来る人が多いので仕方ありませんが、レジが混んでいたり買いたい商品が売り切れたりしている場合もあります。

対策として、夕方などの混み合う時間帯を避けてイオンに行くのがおすすめです。午前中にお買いものを済ませておいたり、逆に閉店時間の間際に行ったりして値引きシールが貼られた商品を狙うのもありです。

ポイントが2種類ある

イオンカードには、クレジット支払いで貯まる「ときめきポイント」と、WAON支払いで貯まる「WAONポイント」があります。クレジットカード機能で支払ったりWAONで支払ったりしていると別々のポイントが貯まるので、ポイント管理が大変になります。

イオンカードを作ったら、クレジット機能で支払うかWAON機能で支払うか決めておいた方が良いです。イオンを頻繁に利用する方ならWAONの支払いがおすすめです。WAONで支払うとイオンで「WAONボーナスポイント」というポップが貼られた商品を購入したときにボーナスポイントが付くからです。

イオンゴールドカードの取得条件が厳しい

イオンカードは年間100万円以上の利用金額があると、年会費無料で作れるイオンゴールドカードの招待が届きます。しかし、年間100万円以上の支払いとなると、毎月8万円以上イオンカードで支払わないといけません。

イオンゴールドカードはイオン内にあるくつろぎスペース「イオンラウンジ」を無料利用できるメリットがあります。イオンゴールドカードの機能は優秀ですが、取得条件が厳しいのがデメリットです。

イオングループ以外ではポイントが貯まりにくい

イオンカードは通常200円支払いごとに1ポイント貯まるポイント還元率0.5%のクレジットカードです。ポイント高還元率のクレジットカードはポイント還元率1%程度なので、イオンカードはイオン以外でポイントが貯まりにくいカードです。

しかし、イオングループの支払いならいつでもポイント還元率1%、20日・30日の5%割引、イオンシネマの300円割引、その他にもイオングループでポイントが貯まりやすい特典があるので、イオングループで使うならお得なカードです。

効率的にポイントを貯めたい方は、イオンカードを1枚、ポイント高還元率カード1枚持っておいて使い分けすることをおすすめします。どちらか1枚しか作らないなら、イオンで特典が多いイオンカードがおすすめです。